ニュース
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック」AC版ロケテストを体験
足踏み台+巨大レバー×2が生み出す新鮮体験。ワイワイ楽しみたいスポーツゲーム
(2015/7/17 12:38)
セガ・インタラクティブは、新作アーケード「マリオ&ソニック AT リオオリンピック-アーケード エディション(仮称)」のロケテストを7月17日から20日まで実施している。場所は「クラブセガ秋葉原新館」と「セガ ワールド 葛西」で、1プレイ200円。稼動日は未定。今回こちらのロケテスト版をクラブセガ秋葉原新館で体験してきたので、その模様をお伝えしたい。
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック-アーケード エディション(仮称)」は、ニンテンドー3DSとWii Uで発売予定の「マリオ&ソニック AT リオオリンピック」のアーケード版。リオデジャネイロオリンピックを舞台に、マリオとソニックたちが戦いを繰り広げるスポーツゲームとなる。
アーケード版の特徴となるのは、その操作方法。筐体には足のマークが書かれた台と左右の手の位置に巨大なレバーが置かれており、足踏みと左右レバーの操作でプレイしていく。ロケテストでは2台が設置されていて対戦も可能となっており、最大で4台による対戦が可能となる。対戦はローカルのみ。
今回体験できたのは「100m走」、「やり投げ」、「ハンマー投げ」、「アーチェリー」の4種目。「100m走」では「用意」でレバーを上に入れて、「スタート」の合図にあわせて下に入れるとスタートダッシュする。その後は足踏み操作でスピードを上げていき、ゴール直前の「ジャンプゾーン」でジャンプをすれば、ラストスパートが決まる。勝負は一瞬だが、3段階の操作の総合値でタイムが決まるようなイメージだ。
「やり投げ」では、最初に足踏み操作でダッシュして、投擲ゾーンに来たらレバーを下げる。すると投擲角度の数字が上がっていくので、最も飛距離が伸びる「45度」を狙ってレバーを離すと投擲される。やりが飛んでいる間はレバーをガチャガチャと動かすことで「おたけび」を上げて、さらに飛距離を伸ばせる。2ラウンド制で、より遠い飛距離で競われる。
「ハンマー投げ」は両方のレバーのボタンを押した状態で、同時に左方向にぐるぐる回すことでパワーが溜まる。なるべく多くのパワーを溜めた状態で投擲姿勢に入って、タイミング良くボタンを離すことで飛距離を伸ばせる。この競技でもレバーを動かす「おたけび」で飛距離をプラスできる。こちらも2ラウンド制で、より遠い飛距離で競うこととなる。
「アーチェリー」は他の競技と毛色が違っていて、左レバーで狙いを操作、右レバーを下に入れて弓を引き、離すと矢を発射する。的は全部で9枚設置されていて、中央に近いほど得点が高い。制限時間もある上、風も吹くので、風も計算に入れつつより素早く正確に的を射抜いていく必要がある。2ラウンドあって、その総合値で順位が決まる。ちなみに1プレイにつき3競技に挑戦可能で、1プレイを通して10分以内には終わる程度となっている。
レバーを使いながら足踏みをさせる操作方法はかなり新鮮で、これは本作のために新たに開発したシステムなのだという。レバー操作と足踏みという全身を使う体感はアーケードならではで、競技ごとの特徴が良く表現されている。さらに選択するキャラクターによってステータスが異なり、競技の得意不得意がある。この辺りの戦略も含めて、家族や友人とワイワイ楽しむと良さそうだ。機会があれば、7月20日までの連休中に本作を一足先にプレイしてみてはいかがだろうか。