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「次世代ワールドホビーフェア'15 Summer」レポート
「妖怪ウォッチバスターズ」など、最新のゲームやホビーが多数出展
(2015/6/28 21:42)
キッズ向けのゲームやホビーを中心とした無料入場イベント、「次世代ワールドホビーフェア'15 Summer」が6月27~28日に開催された。会場は千葉県の幕張メッセ国際展示場9~11ホール。
毎年、冬と夏に開催されている当イベントには、任天堂をはじめとするゲームメーカーや、タカラトミーなどのホビーメーカーが、子供たち世代に向けた新製品の展示や実演、そして物販ブースでは販売なども行っている。今回はレベルファイブの「妖怪ウォッチ」シリーズ最新作となる「妖怪ウォッチバスターズ」の初プレイアブル出展や、各社新作のアーケードカードゲームが並ぶなど、ゲーム関連の出展も盛り上がりを見せていた。
初出展の「妖怪ウォッチバスターズ」と関連商品が充実
レベルファイブのシリーズ最新作「妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊」の発売を7月11日に控え、大きな賑わいを見せていた「妖怪ウォッチ」関連製品。レベルファイブブースでは、初となる試遊が行なわれ、来場者の大きな注目を集めていた。ゲームは4人協力プレイでボスに挑む体験版で、体験した人には赤猫団/白犬隊いずれかをアピールできる「でかストラップ」がプレゼントされた。また12月19日公開の「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」のコーナーも設けられていた。
そのほか、バンダイのブースでは「妖怪ウォッチバスターズ」と連動する「妖怪メダルバスターズ」やアーケードカードゲーム「妖怪ウォッチ ともだちウキウキペディア」、トレーディングカードゲームの「妖怪ウォッチ とりつきカードバトル」など、最新の関連アイテムも数多く出展され、まだしばらく勢いは衰えそうもない。
来場者参加型の「マインクラフト」コーナー
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアのブースは、小学生を中心に人気を誇る「マインクラフト」を出展。PlayStation Vita版のゲーム体験のほか、本作をとりまくカルチャーに基づくもの作りやゲーム実況などのイベントが開催された。
PS Vita版が既に発売済みということもあり、事前に出されたお題(今回は「ジェットコースター」)を自宅で作って会場に持ち寄り、それをステージで審査し、優秀者にはそれを使って実況ができる権利が与えられるというコンテストなども行われていた。ブースの行列にはPS Vitaで本作をプレイしているユーザーも多く見られ、その人気がうかがえる。
任天堂ブースには、Wii Uの最新作がプレイアブル出展
任天堂のブースでは、国内初出展となる「ヨッシーウールワールド」、「スーパーマリオメーカー」をはじめとするWii Uの最新作のプレイアブル展示が行われた。驚くのは「スプラトゥーン」のコーナーで、発売済みのタイトルにもかかわらず最大で230分待ちと大盛況で、子供たちからの注目度も高い作品だということもわかった。
新規にリリースされるアーケードカードゲームが続々登場
今回の次世代ワールドホビーフェアは、アーケードカードゲームの出展は若干少なく、従来のタイトルではなく新作が目立っていた。カプコンは、6月25日より稼働が開始したばかりの「モンスターハンター スピリッツ」を出展。併設された物販ブースでは、ゲームで使用できるバンダイの「魂石(こんせき)」やカードバインダーなども販売していた。またセガは、懐かしの「甲虫王者ムシキング」のタイトルを受け継ぐ「新甲虫王者ムシキング」を出展していた。
「パズマリ」「超・逃走中」など、3DSのゲームの新作も出展
ニンテンドー3DSのゲームは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントやバンダイナムコエンターテインメントなどのブースに新作が出展された。
ガンホーの「パズル&ドラゴンズ スーパーマリオエディション」は、既に発売中のゲームということで、ゲーム体験のほかに「ハードクラス」を使用したスコアアタック大会も開催されている。
バンダイナムコエンターテインメントは、「怪盗ジョーカー 時を超える怪盗と失われた宝石」「超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち」「ご当地鉄道~ご当地キャラと日本全国の旅~」の3タイトルすべて3DSタイトルとなった。
タカラトミーなどを中心にホビー関連のブースも好評
タカラトミーやバンダイなどからは、先日開催された「東京おもちゃショー2015」に出展したホビー関連の新製品が数多く出展された。おもちゃショーは展示が中心だったこれらの製品も、このイベントでは来場者に触れてもらうことに重きを置いているのが最大の特徴だ。また一部の製品は物販ブースで販売されているものもあった。