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重厚な「クラクラ」的ストラテジーゲーム「Siegefall」を体験
「ミニオンラッシュ」、「ブラザーインアームズ3」に対戦モードも登場
（2015/6/20 16:37）
- 会期：6月16日～6月18日（現地時間）
- 会場：LA Convention Centre
毎年E3 2015に新作ゲームを出展しているゲームロフトは、今年はメインの会場となるSouthホール、Westホールではなく、2つの会場を繋ぐ通路に面するコンコースホールにブースを構えていた。
今年の新作タイトルは1つで、タイトル名は「Siegefall」。見おろし視点でプレイするiOS/Android用のリアルタイムストラテジーで、「クラッシュ・オブ・クラン」の変形とも言えるタイトルだ。今回こちらを実際に触れることができた。
「Siegefall」は、巨大な1体の騎士を中心とした自軍のユニットで戦っていくリアルタイムストラテジー。敵の陣地にユニットは攻める方向をドラッグ操作で決めることが可能で、それにあわせて移動し、その先にある障害物や建造物を破壊していく。
本作では建築物や壁を配置して自国を作り、その配置がそのまま他プレーヤーが攻めこむ対象となる 見おろし視点のリアルタイムストラテジーでもあるということで「クラッシュ・オブ・クラン」と共通する部分もあるが、本作の最大の特徴は騎士と魔法カードの存在。騎士は攻撃力と防御力に優れ、必殺技も放つことができる強力なユニットであり、魔法カードはプレイ中の任意のタイミングで使用できる。魔法には範囲攻撃をするもの、ユニットの回復をするものなど効果が様々で、劣勢を跳ね返すほど強力な効果がある。
またドラッグ操作のユニット移動も特徴的で、これによって攻撃箇所を集中させたり分散させたり、より戦略的に敵の陣地を攻め上げることができる。プレイモードはストーリーモードとマルチプレイがあり、マルチプレイでは非同期ながら、他のプレーヤーが作り上げた国へと攻めこんでいくこととなる。
触ってみた感触では、「クラッシュ・オブ・クラン」よりも戦略的な選択肢が多くある分、やや重厚なタイプのストラテジーゲームに思えた。ユニットの種類ごとにどのような能力があるのかまではプレイできなかったのだが、「今誰がどこを攻めていて、どのくらい力をかければいいか」を把握することが大事になっている。ここにさらに魔法カードの要素が加わるので、「クラッシュ・オブ・クラン」よいも重めのストラテジーゲームがやりたいという人にはオススメだ。
