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「艦これ」2015年春イベント「発令!第十一号作戦」プレイレポート【後編】

第4海域は連合艦隊。「港湾水鬼」を撃破し主作戦を完遂せよ!

第4海域は連合艦隊。「港湾水鬼」を撃破し主作戦を完遂せよ!

ルートは連合艦隊の編成に応じて南北2通り。その先に能動分岐がある

 第4海域「決戦!リランカ島攻略作戦」は、イベントの主題である「第十一号作戦」の主作戦となるもの。第5海域以降はExtra Operation扱いなので、形上はここで一区切りとなる。主作戦ということで、本海域は連合艦隊で出撃する。

 ルートはスタート地点から南北に分岐。第2海域と同様、水上打撃部隊なら北、空母機動部隊なら南という明確な分かれ方をする。ルート的には後で合流するのだが、水上打撃部隊だと合流地点までに2戦、空母機動部隊だと1戦と、空母機動部隊の方が有利になっている。また水上打撃部隊だと2戦目に複数のflagship級戦艦を相手にすることになるため、道中のリスクが高い。

 ルート合流後は能動分岐で南北に分かれる。南ルートは基本的に遠回りをするだけになるので、攻略が前提ならば北ルートでいい。もし攻略後にこの海域で艦娘のドロップを狙うのであれば、あえて遠回りするという選択肢が出るだろう(この海域に限らず、今回のイベントではこういう仕掛けが多い)。

 北ルートの場合は、ボス前で新型艦載機を搭載した「空母ヲ級flagship」と「戦艦タ級flagship」などを相手にする。制空権を取られると非常に厳しいので、ここでもやはり空母機動部隊の方が安全に突破できると思われる。突破後は索敵判定の後、ボス戦となる。

 ボスは本イベントで初の登場デモ付きとなる「港湾水鬼」。名前に港湾とあるとおり、陸上型のボスとなっており、「三式弾」による砲撃が有効。現在は各種「徹甲弾」にもボーナスがあり、駆逐艦や軽巡などが装備できる「WG42(Wurfgerat 42)」でもダメージがアップする。「港湾水鬼」は耐久値500、装甲160で、まともに攻撃してもほとんどダメージが与えられないので、これらの装備は必須と言える。

 ここで問題になるのが艦隊編成だ。道中は上記の説明のとおり空母機動部隊の方が楽なのだが、ボス戦では砲撃が求められるため、空母機動部隊では相性が良くない。ボス戦に限れば水上打撃部隊の方が適しているわけだ。

 ただ空母機動部隊でも、十分な艦戦を搭載して航空優勢以上を取れれば、弾着観測射撃などで昼戦火力を上乗せできる。また第2艦隊は空母機動部隊・水上打撃部隊問わず同じ編成が可能なので、第2艦隊の重巡や戦艦に「三式弾」を持たせて夜戦に期待すると思えば、編成の有利・不利はさほど出ないとも言える。

 筆者は第1艦隊を航巡1、戦艦2、正規空母3の編成で進行。戦艦には主砲2つと偵察機、徹甲弾を装備させ、空母には艦戦を十分に積んでボス戦で航空優勢を取れるようにした。あえて「三式弾」を積まないことで弾着観測射撃が可能になり、ボスに当たればそれなり、随伴艦に当たれば必殺のダメージを叩き出せる。第2艦隊には各種夜戦用装備と「三式弾」、「WG42(Wurfgerat 42)」をできるだけ積んでボスの撃破を狙った。

 海域撃破ボーナスは、イタリアのヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦「Littorio」。戦艦としては「Bismarck」以来となる新艦娘で、高速戦艦の中では火力に秀でている。他に「Littorio」向けの主砲「381mm/50 三連装砲改」と、高射装置なしで対空カットインが可能な高射砲「90mm単装高角砲」、「改修資材」6個を入手した。

【スクリーンショット】
南ルートでは敵の航空部隊と当たる。空母機動部隊なら対処は難しくない
ボス前の敵空母は新型艦載機を搭載しており油断ならない相手
ボスは初登場の「港湾水鬼」
砲撃戦、航空戦とこなす地上型の敵
海域撃破ボーナスは新艦娘「Littorio」。イタリアから来た高速戦艦だ
「381mm/50 三連装砲改」。イタリア艦向け大口径主砲の改良版
「90mm単装高角砲」。対空カットインもできる優秀な高射砲
主作戦はここまで。第5海域以降はExtra Operationとなる

(石田賀津男)