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【スマホアプリ今日の1本】デュアルファイターでカットイン攻撃! 「Galaga:TEKKEN」
演出追加で思わず熱中するオール「鉄拳」キャストの「ギャラガ」
(2015/5/5 00:00)
「鉄拳」シリーズの20周年を記念して配信された「Galaga:TEKKEN 20th Anniversary Edition」。旧ナムコの名作シューティング「ギャラガ」の世界が「鉄拳」仕様になるという記念作品で、非常にネタっぽいアプリなのだが、これが意外に細かい作りになっている。
「ギャラガ」といえば、敵のキャラクターが「蛾」を連想させる虫のような造形が特徴で、くるくると飛来してくる敵の動きや自機を吸い込む「トラクタービーム」、そしてこの「トラクタービーム」を利用した「デュアルファイター」の完成などの要素も盛り込まれたシューティングゲームである。
「Galaga:TEKKEN 20th Anniversary Edition」では、自機や敵がすべて「鉄拳」キャラクターの見た目となっており、本家「ギャラガ」と同様のドット絵で表現されている。
自機として最初使用できるのは、三島平八(HEI)、リリ(LIL)、クラウディオ(CLA)の3人。本作では使うキャラクターによって特性が異なっていて、平八なら頭の形の弾を飛ばし、リリはナイフを素早く連射、クラウディオなら、敵を貫通するビームを発射する。なお自機キャラクターは、ゲームプレイによってさらにアンロックされる。
敵キャラクターにはシャオユウがいたりパンダがいたり、ドット絵でもかなりわかりやすく表現されているのが面白い。ステージが進めば敵キャラクターもポールやクマに交代するし、パンダが木人に変身したりして「鉄拳」ファンがニヤリとなるような演出が組み込まれている。
さらに面白いのは、「デュアルファイター」を完成させた場合。本家と同様の方法で「デュアルファイター」を完成させると「ディグダグ」や「マッピー」などナムコキャラクターの特別なカットイン演出が入って、敵を殲滅する特殊攻撃が繰り出される。どんな攻撃かは見てのお楽しみだが、どのキャラクターが登場するかはランダムなので、繰り返しプレイするのをおすすめしたい。
デュアルファイターになると性能が違う射撃になることが多いので、そのチグハグな感じも含めて新鮮味のあるプレイ感覚となっている。
本作、試しにプレイしてみたのだが、思いの外がっつりプレイできる内容で思わず熱中してしまった。自機の中には50ステージを突破しないとアンロックできないキャラクターもいるので、改めて挑戦する意味でも1度プレイしてみてはいかがだろうか。
GALAGA:TEKKEN 20TH ANNIVERSARY EDITION
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.