ニュース

スクエニ、ニコニコ超会議でアウラのキャラクリデモプレイを披露

「FFのプロデューサーが中二病じゃないわけがない!」の名言も

4月24 開催

会場:幕張メッセ

 「ニコニコ超会議」2日目のスクウェア・エニックスブースでも、最初のステージイベントとして「出張FFXIVプロデューサーレターLIVE Part2 」が開催された。今回はリードアーティストの皆川裕史氏とアシスタントディレクターの高井浩のW(ダブル)ひろしをゲストに、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏と、コミュニティチームの室内俊夫氏の4人が新ベンチマークソフトによるキャラクターメイクをしつつ、寄せられた質問に答えた。このレポートでは、レターLIVEの発表とキャラクリの様子をまとめて紹介したい。

悪の女幹部から天然天使風まで色々作れるアウラのキャラクリ

白っぽいアウラ・レン
吉田氏の中二病をくすぐるアウラ・ゼラ

 27日の16時ごろにリリースされる予定の新ベンチマークソフトでは、新種族アウラのキャラクターメイクが製品版と同じパーツ数で体験できる。ベンチマークソフトのランチャーには、下の方にDirectX 9と11を選択できるプルダウンのボタンがある。最初にそこで遊びたいバージョンを選んで、グラフィックスの詳細を決定できる。今回はDX11でデモプレイが行なわれた。

 下部中央にあるキャスティング・キャラクター作成ボタンを押すとキャラクターメイキング画面がスタートする。デモプレイでは、視聴者からアンケートを取った結果、女性キャラを見たいという6割超の期待に応えて、吉田氏が趣味丸出しの女性キャラを作成していった。

 アウラには肌が白っぽいアウラ・レンと、黒っぽいアウラ・ゼンがいるが、「中二系なので」という理由でアウラ・ゼラを選択。女性のアウラはどちらかというと小柄なキャラだが、その中で最大身長を選んでキャラを作っていった。テーマは“アウラ女性で黒魔道士”そして“悪魔系”。作成されたキャラクターを見て「完全に悪の女幹部ですね」(高井氏)とだいたいイメージ通りのキャラに仕上がったようだ。

 アウラは4種類ある角の形と輪郭がリンクしており、勝ち気そうな釣り目から、天然っぽいタレ目キャラまでかなり印象の違うキャラクターを作ることができる。尻尾の種類も4種類あり、ほっそりしたものから、太くてごついものまでこちらも印象を左右する。長さも調整可能だ。

 調整している吉田氏は真剣そのもので、「これ自分のPC前にいる時と同じだ」と高井氏が笑うほどの集中力で髪型を選択した後は顔の微調整でさらに悩む。アウラの瞳は、色や輪郭を片目ずつ調整できる。片目だけが赤、さらに瞳の光彩を輝かせて「これ覚醒状態ですね」と楽しみつつ、「FFのプロデューサーが中二病じゃないわけがない!」と開き直る。これには、確かにそうだとネットの視聴者も納得したようだった。

 吉田氏の作ったキャラはありかなしかというアンケートを取ったところ、76.5%が支持するという高評価だった。その後短い時間で、男性アウラのキャラクリも少しだけ見ることができた。男性アウラの身長はおおよそ217cm。細面のイケメンからワイルドな強面まで、女性と同じく角の形と顔がリンクしている。

 かなり数のあるキャラクターボイスは、ぜひ月曜日に自分の部屋でじっくり選んで欲しいということだ。

【キャラクターメイク】
ベンチマークソフトのランチャー。キャラクリは下の黄色いボタンから
インタフェースの設定画面はかなりグラフィカルになっている
俯瞰視点にしてバストサイズを調整
肌の選択画面。青系からベージュまで、色々な色味を選択できる
尻尾の選択画面。尻尾は細いものから太いものまで4種類。長さも調整できる
髪型の選択画面。使える髪型は種族固有のものから新髪型までかなりのバリエーションがある
瞳の輪郭や色は左右別に微調整が可能で好きな色でのオッドアイも作れる
完成!
種族装備やジョブ装備、耐熱装備などいろいろな装備を試着できる
アウラ男性のキャラクリ。小柄な女性と違って2メートルを超える大柄だ
ごついからからスマートな雰囲気まで色々なバリエーションがある
吉田氏おすすめのスーパー○○○人風髪型

暗黒騎士にも、悪魔的な(?)タンク専用マウントが実装!

高井氏、皆川氏が質問に答えていった

 吉田氏がキャラづくりに集中している合間、傍らで皆川氏と高井氏が寄せられた質問に答えた。質問と回答は以下の通り。

Q: ナイトや戦士のように暗黒騎士にも専用マウントを実装する予定はありますか?

高井氏: タンクトリオで1人だけ何もないのはかわいそうすから。凶悪そうな暗黒そうなものにまたがることになるんじゃないですかね?

Q: 「蒼天のイシュガルド」リリースのタイミングでパーティのTPを表示できるようにする予定はありますか?

皆川氏: 現場ではすでに最適化を進めているのですが、「3.0」のタイミングでは間に合いそうにありません。最近、攻略上TPを確認したいという要望が増えてきているのは認識しているので、遠くない将来ちゃんと確認できるようにします。

Q: 個人用ハウスをエターナルバンドのパートナーと共有できるようになりますか?

高井氏: 仕様自体は固まってきて、これから実装させていかないといけないのですが、今は現場が「3.0」を絶賛開発中で、その目途がたってきたら順次開発ということになります。

Q: 「蒼天のイシュガルド」でMac版が出ますが、WIN版からホットバーやマクロを引き継ぐことができますか?

皆川氏: 今ちょうど追い込みで作っています。WIN版のランチャーにバックアップできる機能があるので、それを対応させようと思っています。

Q: 一部を除いて格闘士とモンクの装備や双剣士と忍者の装備が共有になったように、既存の装備を暗黒騎士や占星術師、機工士も装備できるようになるのですか?

高井氏: なります。

Q: 暗黒騎士と機工士のフィジカルボーナスはどのステータスになるか教えてください。

吉田氏: この後まだヨーロッパのメディアツアーとかがあるので、ステータス周りはまだ秘密です。

Q: 24人レイドでは敵に付くデバフアイコンが多すぎて全部表示されないことがあります。最大表示数を増やすことはできますか?

皆川氏: 最大表示数は厳しいです。代わりにもう少し何を優先して表示するかのコンフィグの設定を増やしていって、それぞれのロールで使い分けができるようにすることで、今よりも使いやすくなるのではないかと。それぞれの遊び方に合わせてカスタマイズできるようにしていきたいです。

Q: 既存の50以上のIDやクリタワ、バハムートにレベルシンクがかかるようになりますか?

吉田氏: レベル60の人が50のコンテンツに行くときにはレベルシンクがかかるようになります。60の人がDPSだと50のタンクではヘイトが取れないのです。そうなるとレベリングする場所がなくなってしまうので、気持ちよく遊んでいただけるようにするためです。

【お知らせコーナー】
5月1日よりTOKYO MXで「FFXIV」コーナーが放送開始される
「FF14チャンネル」のシーズン2が5月2日から放送される

(石井聡)