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【スマホアプリ今日の1本】気軽で楽しい「FF8」のカードゲーム「Triple Triad」
だんだんとステップアップできるシステム。目指せ全種コンプリート!
(2015/4/21 00:00)
「ファイナルファンタジー」シリーズには印象に残るミニゲームがいくつかあるが、中でも「ファイナルファンタジーVIII」の対戦型カードゲーム「Triple Triad(トリプルトライアド)」を覚えている方も多いだろう。
バトル中の敵をカード化したり、街中のNPCに対戦を挑んでカードを手に入れたり、はたまたカードをアイテムに変化させて実用的に使ったりと、単なるお遊び以上に充実したコンテンツだった。
最近では「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」でも採用されているが、今回はこの「Triple Triad」がiOS/Android「ファイナルファンタジーポータルアプリ」内のコンテンツとして登場した。
「Triple Triad」は、3×3マスに交互にカードを置いていくカードゲーム。カードの上下左右には数字が書かれており、カードを置いた時、隣り合う数字が大きいと置かれた側のカードを自分のカードにすることができる。9マスが全て埋まった時、自分のカードがより多い方が勝利というルールだ。
カードは300種類以上あり、全「FF」シリーズより、キャラクターや名シーンなどがカード化されている。レア度が高ければ数字の合計値も高くなり、これをデッキに組み込むことで勝負が有利になる。
筆者は「ファイナルファンタジーVIII」で「Triple Triad」をそこそこプレイしていたクチだったが、非常に懐かしい感覚でプレイできた。特殊ルールである「セイム」や「プラス」といった逆転要素も「あったあった」という感じでプレイしながら思い出し、一生懸命NPCに話しかけ、カード集めに奔走していた当時の気分が蘇ってくる。
本作の場合は、歴代主人公のNPCと対戦が可能で、それぞれイージー、ノーマル、ハードの3段階のレベルが用意されている。勝てば相手から1枚ずつカードを得られるので、順を追うごとにデッキを強くしていける。また他プレーヤーとローカル/オンラインで対戦できる「マルチ」モードもある。
プレイは一瞬で終わるほど気軽に楽しめるのだが、突き詰めるほど数字の読み合いになってくる奥深さもある。そこに特殊ルールが加わることで読み合いはさらに加速して、改めて良くできたカードゲームだと思わされる。
アプリの起動は「ポータブルアプリ」を開いてから「Triple Triad」を開かないといけないのが多少面倒だが、毎日少しずつプレイすればだんだんとステップアップできるようになっている。ゆくゆくはカードコンプリートも目指して、まずはプレイしてみてはいかがだろうか。
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