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【スマホアプリ今日の1本】ゴールの決まった「即死系」アクション「Mr Jump」

繰り返す度、悔しさだけが醸成される。ゲーマー泣かせのタップ操作ゲーム

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アンロック課金制

見た目はほのぼのだが、これが紛うことなき激ムズ難易度

 スマートフォン用ゲーム界に彗星のごとく現われては去っていった「Flappy Bird」。本作が確立した「即死系」というジャンルは、手軽であるがゆえについつい何度も繰り返してしまうという、早い安い楽しいの三拍子が揃った牛丼のようなコンテンツと言える。

 この度仏1Buttonが開発・配信したiOS「Mr Jump」は、この「即死系」アプリの最新版だ。内容は、自動で画面右へと進んでいく主人公をタップ操作でジャンプさせて、障害物を避けながらゴールを目指すというもの。画面を押している時間の長さでジャンプの大きさが変化するようになっており、タップするタイミングとジャンプの加減のみで障害物を避けなければならない。

2Dアクションゲームの楽しさを改めて思い出させてくれる部分もある

 本作が「Flappy Bird」と異なるのは、ステージはあらかじめ決められたコースとなっており、最後にはゴールが待ち受けているということ。感覚はいわゆる「覚えゲー」に近く、障害物の出てくる順番を覚えて、それに沿って正確に操作をすればクリアできるようになっている。

 ただし、その難易度は「即死系」特有の“激ムズ”。ステージ構成はかなりシビアなので、ちょっとした加減の違いでミスとなり、プレイする度に悔しさだけが醸成されていく仕掛けとなっている。

 それでもなんとかステージ1を突破すると、ステージ2では連続ジャンプの要素が加わり、さらに難易度は上昇する。これをクリアすると、今度のステージでは地面に降りるまで何度もジャンプができるようになるアイテムが手に入り、さながら「Flappy Bird」のようなゲームとなる。ステージ2と比べると輪をかけて難しいが、「Flappy Bird」に対するリスペクトが効いている面白い演出だ。

 操作感覚では、ジャンプの加減が変えられるという点が往年のゲームを彷彿とさせており、長年ゲームをやり込んできたプレーヤーであるほどハマってしまうタイトルとなっている。ミスをした回数もカウントされていくので、何回ミスでクリアできるか、挑戦してみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)