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【スマホアプリ今日の1本】ソニックがスマホ人気ジャンルに参戦! 「ソニック ランナーズ」
走りっぱなしのゲームシステムが相性バッチリ。ランニングアクションとしてもオススメ!
(2015/3/13 00:00)
任天堂にマリオとルイージがいるように、セガにはソニック・ザ・ヘッジホッグがいる。同じ2Dアクションでありながら高速移動をウリにする「ソニック」は、その素早い画面遷移とアクションで他タイトルにはない存在感を築いてきた。
そんな“音速のハリネズミ”とも呼ばれるソニックが今回参戦したのが、iOS/Android「ソニック ランナーズ」だ。
「ソニック ランナーズ」は、スマートフォンで人気ジャンルのランナーゲームを、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の世界観に落とし込んだランニングアクションゲーム。ソニックをはじめとした操作キャラクターは自動で2Dステージを走りぬけ、プレーヤーは障害物や敵にぶつからないようにジャンプ操作を行なっていく。
もともと走りっぱなしで進めるようなゲームだっただけにランニングアクションとの相性はバッチリで、ソニックがステージを走り抜けていく様は見ていても気持ち良い。プレーヤーの操作はジャンプだけだが、ステージ上にはジャンプ台や砲台、通り抜けると打ち出される輪っかなど、「ソニック」らしいギミックがそこかしこに置かれていて、ただ走るだけでなく、ピョンピョン飛び回る楽しさも同時に感じることができる。ビジュアルの配色も鮮やかで、いかにも「ソニック」らしい作りとなっている。
ゲームは、プレイをはじめてミスをするまでが1つのサイクルで、これを繰り返してキャラクターを育て、獲得点数を伸ばしていく。また稼いだ点数によって徐々にストーリーが進んでいくので、これも目的の1つだ。
ステージは、通常フィールドとボス戦が交互にやってくる構成になっていて、ミスをしない限り延々とプレイが続いていく。先へ行くほど点数は稼ぎやすくなるが、ボス戦が終わる度にスピードが上がって目で追いつけないくらいにまで達する。
本作はステージクリア型ではないので、プレーヤーは同じような作りのステージを何度も繰り返すこととなるが、毎回「どこまで行けるのか?」というチャレンジに取り組んでいる気持ちになれるし、ストーリーも入っているので長いモチベーションを保てる。
操作は簡単なものの、「ソニック」らしい疾走感を味わうことができるし、最終的には動体視力と反射神経の限界を突き詰めるようなゲームへと発展していく。単体のランニングアクションとしてもレベルの高い作りになっているので、誰にとってもオススメのタイトルだ。
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