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iOS/Android「LINE ペーパーダッシュワールド」先行体験レポート
かわいいけどしっかりとした手応え! ペーパークラフト風ランアクションゲーム
(2015/2/24 15:54)
LINEは2月24日、iOS/Android用ランアクションゲーム「LINE ペーパーダッシュワールド」の先行体験会を開催した。
「LINE ペーパーダッシュワールド」は、Cygames開発によるペーパークラフト世界のランアクションゲーム。操作キャラクターは自動でステージを進んでいき、プレーヤーはジャンプと攻撃の2つの操作で敵や障害物をかわしていく。
先行体験会では、Cygamesディレクターの松浦弘樹氏が登壇し、本作について「完成が近づいて、面白くなったので体験会の場を設けた」と紹介。本作の特徴的なシステムなどを説明していった。
本作はステージクリア形式で、プレイで獲得した資金を費やすことで主人公を成長させられる。主人公を成長させると攻撃力が上がるほか、条件をみたすことで「ジョブ」を変化させられる。さらにはランナーゲームには珍しい「ボス戦」もある。
実際にプレイしてみると、まずはペーパークラフト風のビジュアルがかわいらしいのが目を引く。この表現は敵を含むキャラクターだけでなく、敵やステージも同様で、ステージ開始時には“建物”の上部がパカっと開いて草原へと移り変わり、冒険の出発となる演出もある。
攻撃は地上、ジャンプ、2段ジャンプ時でアクションが異なり、2段ジャンプ時の攻撃は広範囲かつ威力も高い。ステージ上に登場する敵はこれらの攻撃を当てたり踏みつけると倒すことが可能。なお敵にぶつかると「魔界村」シリーズのように鎧が外れ、攻撃ができない状態になる。
鎧が外れると途端に不利になり、敵にぶつかるとミスとなってしまう。しかしこの状態だと3段ジャンプまでできるようになるので、機動性を活かして前進することはできる。また道中に落ちている鎧アイテムを拾うと、再び鎧着用状態に戻る。
また本作にはサポート役の「ペット」という存在がいて、「ペット」に乗って冒険に出ることで主人公の攻撃力はグンと伸びる。30種類以上用意されるという「ペット」はガチャで得られ、レア度が高ければ攻撃が強力なものへと変化する。「ペット」は「スーパーマリオ」シリーズで言うところの「ヨッシー」みたいな存在で、敵にぶつかると逃げ出すが、上から踏むと再び乗ることができる。
アクションとして面白かったのは、ステージエリアの最後に登場するボスとのバトルだ。ボス戦では通常ステージとは違い、戦闘はタイミングがモノを言う作りになっていて、例えばエリア1に登場するドラゴンは、主人公やペットの攻撃は通用せず、目が光った後に繰り出してくる頭突きを「上手くかわして踏みつける」ことが有効手段となっていた。
ボスとの戦闘ではこうした的確なプレイが必要となるので、苦戦するポイントともなっているようだ。アクションゲームが得意という方は、手応えあるプレイを楽しめることと思う。
今回は見えてこなかったが、本作には主人公のレベルを上げることで職業が変わっていく「ジョブ」機能もある。「見習い」から始まって、「ナイト」や「パラディン」など14種類のジョブがリリース時点で実装され、「ペット」とあわせて賑やな印象だ。60fpsを確保したというゲーム画面は鮮やかなので、今から配信が楽しみなタイトルだ。