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きただにひろしさんの歌に熱狂! 「ワンピース 海賊無双3」イベント
日本同様、ローの女性人気はすさまじい! 海賊無双の集大成を目指す
(2015/1/30 01:52)
「ワンピース」は台湾で非常に人気のあるコンテンツだ。SCETブースのプレイステーション 4/3、PlayStation Vita用無双アクション「ワンピース 海賊無双3」はイベント開始前に多くのファンが集まった。
そしてアニメの主題歌を歌う歌手のきただにひろしさんが登場し、「ワンピース」オープニング主題歌「ウィーアー!」を熱唱すると会場は一気にヒートアップ。熱気に包まれたイベントとなった。イベントではプロデューサーであるバンダイナムコゲームスの佐々木夕介氏と、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏によって、作品の魅力が伝えられた。
シリーズの楽しさを拡大。ストーリー性と無双アクションの両立
「ワンピース 海賊無双3」は“「ワンピース」の様々なエピソードを体験できる”と、“無双シリーズならではの爽快感と駆け引きを楽しみたい”という2つのポイントの両立を目指した作品だ。
第1作目の「ワンピース 海賊無双」ではストーリーの再現を重視し、「ワンピース 海賊無双2」はオリジナルストーリーによる無双シリーズの楽しさに注力した。「ワンピース 海賊無双3」あこれまで以上に製作期間をかけて、集大成とするべく開発が進められている。日本での発売は3月26日を予定している。今回、繁体字中国語版の発売が5月に決定した。
本作の大きな特徴は様々なキャラクターで繰り出せる「絆アクション」にある。特にゲージが満タンの時に出せる「絆ラッシュ」という技は、多彩なキャラクターの組み合わせでのバリエーションが楽しめる。各キャラクターならではの技、アニメと同じ声優の起用や派手な演出などで、原作の迫力あるキャラクターの活躍を自らの手で生み出す楽しさが味わえるという。
会場では特に「トラファルガー・ロー」の人気がすごかった。今作では多彩なプレイアブルキャラクターがウリだが、キャラクター選択画面でローが選ばれると、「キャー」という感じで、女性ファンの甲高い歓声が上がるのだ。中島氏は「渋い、藤虎もいいですよね」と何度か提案をしたのだが、ローへの歓声は止まることなく、デモプレイはローを使ったものとなった。
今作のもう1つの特徴が「PS4への対応」である。PS4版ではこれまで以上のたくさんの敵との戦いが楽しめる。鯉沼氏の巧みな操作でローは次々と大技を決め、ばったばったと敵をなぎ倒していく。あっという間に100人、400人、ついには1,000人の敵を倒し、その華麗な戦いをユーザーに印象づけた。
そして最後には再びきただにひろしさんが登場、「ウィーゴー!」を熱唱し、会場の盛り上がりは最高潮に達した。台湾ファンの「ワンピース」への強い思いを感じさせるイベントだった。
「ワンピース 海賊無双3」ではこれまでのシリーズ以上のストーリー要素が詰め込まれている。ウソップとの出会いなど、1作目では入れられなかった要素も盛り込まれる。原作ではまだ終わっていない「ドレスローザ編」までストーリーは入り、人気の高い「サボ」も登場する。
PS4に関して鯉沼氏は「私たちは早くからPS4に取り組んでおり、技術を高めている。現在デモやPVでお見せしているのは11月末のバージョンであり、現在はもっとすごいものになっているぜひ期待してほしい」とコメントした。PS4ではシェア機能にも対応するという。
成長要素に関しては、ゲームを進めることでの成長、コレクション要素、そしてオリジナルモードでの要素と3つの軸を用意しているという。このほかにも様々な未発表の要素があり、今後明らかにしていくという。残念ながら映画版に登場するキャラクターはゲームに収録されてないとのこと。このほかにも台湾メディアからは様々な質問が出たが、明かせない要素が多かった。今後の続報に期待したい。