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スマホで遊べるステージ回転型アクションRPG「ぐるりんクエスト」を先行体験
ステージ回転がクセになる。安定ジャンルに新風吹き込む「2.5次元横スクロール機能」
(2014/12/18 00:41)
iOS/Android「SKYLOCK - 神々と運命の五つ子 -」をはじめとするモバイルゲームを配信しているgloopsより、2015年配信予定の最新作「ぐるりんクエスト」β版の配信が12月18日より開始された。
「ぐるりんクエスト」は、12月3日に開催されたプレス発表会でお披露目となった“2.5Dぐるぐる”アクションRPG。「ステージを回転させてゲームを進める」という特徴があり、gloopsとして力を入れているタイトルだ。
今回配信されたβ版は、正式版の配信を前に、抽選で選ばれたAndroid版ユーザーがプレイできる先行体験版となる。今回は、このβ版をプレイする機会を得られたので、その見どころについて紹介していこう。
パズル感覚で道がつながる! やってみると楽しい「2.5次元横スクロール」
本作は、ファンタジー世界を舞台にした横スクロールタイプのアクションRPG。プレーヤーは主人公であるキャラクターを操作して、各ステージに登場する敵を戦うことになる。
ステージはクエストクリア型で、ステージ内の鍵をすべて集めたり、ステージの最後に控えるボスモンスターを撃破すればクリア。このときに報酬として武具、ゲーム内通貨などを獲得でき、それらを使って武具の強化などを行ない、さらなる強敵が待つクエストへと挑戦する……という流れでゲームが進行していく。
これだけだと普通のアクションRPGのような感じだが、本作にはモバイルゲームでは珍しい「2.5次元横クスロール機能」を採用している。これは、実際にはステージは3Dで構成されているが、キャラクターが移動する際は2Dに準じており、ステージを「横回転」させられるという特徴を持っている。
例えば、先に進む道が途切れている場合でも、ステージを回転させることで見た目上の道がつながれば、それは道として移動できるようになる。言葉だけではわかりづらいかもしれないがので、下記写真も併せてご覧いただきたい。
ステージ移動のコツは、道に迷ったらステージをフリックして、どんどん回転させてみること。ときには、道がつながるだけでなく、障害物の裏に隠されている扉などを発見することもできる。ステージを動かすことで時間経過以外のデメリットは無いようなので、怪しい場所は迷わず回転させていくべきだ。このあたりはパズル的な楽しさがあり、やっているうちにステージを回転させるのがクセにもなってくる。
テクニカルなバトル要素でアクション部分も満喫できる!
移動ギミックだけでなく、アクション部分も楽しめるのが本作のいいところ。とは言え、複雑な操作が要求されるようなアクションはほとんどないので、アクションが苦手な人も安心だ。
基本的にはキャラクターの移動と攻撃ボタン、そして防御ボタンをタップ操作していればOK。また武器は剣や槍、斧などがあって、手持ち2種類+助っ人(他プレーヤー)の武器1種類を持ち込むことができ、プレイ中は敵に応じて武器を切り替えられる。
ただし、攻撃面においては、敵からダメージを受けずに敵を連続攻撃することで与ダメージが徐々に上昇していく「コンボ」や、発動条件を満たして攻撃ボタンの長押しすることで強力な攻撃「ひっさつ」を発動させられる、といった要素も搭載。
防御面でも、相手の攻撃を受ける瞬間にガードを成立させると、被ダメージ大幅減となる「パーフェクトガード」が発動するなど、アクション上級者でも遊び応えのある戦闘を楽しむことが可能だ。
また、本作はRPG要素もあるため、アクションだけではいかんともしがたい相手に負けてしまっても、キャラクターを成長させたり、武具の強化を行なえば、そのぶん戦いやすくなる。このあたりは、プレーヤーの技量によってさまざまな楽しみ方ができそうだ。
ファンタジーRPGの王道たる舞台設定を用い、アイテム収集や強化といった定番要素も取り入れた上で、スマホアプリでは初となる「2.5次元横スクロール機能」を取り入れたことで安定のジャンルに新風を吹き込んでいる。今回は見受けられなかったが、今後はステージの回転とバトルが融合するような演出もあるとさらに楽しそうだ。本作は、今冬リリースとのこと。今後の情報にも注目しつつ、遊べるようになる日を待ちたい。