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【スマホアプリ今日の1本】ユーモア溢れる“ピタゴラ装置”風パズル「ルーブさんのおかしな発明」

“ピタゴラ装置”の元祖「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」がゲームになって登場!

11月13日 配信

価格:300円(税込)

大げさかつどうでもいい発明を再現していくパズルゲーム。どの機械にも動物が必ず使われているのがポイント
ステージをクリアすると、原作漫画も見られる。掲載当時の雰囲気も追体験できる

 テレビ番組「ピタゴラスイッチ」内でも特に有名な1コーナー“ピタゴラ装置”。日常品の様々な道具を使って数々のからくりが作られ、それらがドミノ倒しの要領で連続して動いていく様に思わず見とれてしまうが、その元祖となっているのが「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」だ。

 「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」は、アメリカの漫画家、ルーブ・ゴールドバーグが1910年代に自身のお家芸として“発明”した1コマ漫画のこと。漫画の内容は「七面鳥自動スライスマシン」、「雨が降った時に雨靴を見つけるマシン」などスゴイのかくだらないのかわからない機械とそのからくり順序が解説されるというもので、“ピタゴラ装置”と同様に様々な手順を経て最終的な目的が達成される。

 今回紹介するのは、そんな「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」を原作に忠実にパズルゲームにしてみましたというiOS/Android「爆笑パズル・ルーブさんのおかしな発明」。内容はシンプルで、ある程度セッティングされた「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」にキーアイテムを置いていき、完成させればクリアというもの。

 設置するアイテムは画面下部にいくつか用意されており、これをタップ&ドラッグ操作でステージ上にセッティングしていく。セッティング途中では「テスト」を実行でき、装置が上手く動くかを確認できるので、セッティングとテストのトライアンドエラーを繰り返しながら、装置が最後まで動けばステージクリアとなる。

 ゲームそのものは機械に合わせて最適な歯車を探してセッティングしていくような論理的で知的な内容なのだが、原作が風刺画的ユーモアを持った作品であるため、それらの機械は一筋縄ではいかない。例えば「七面鳥自動スライスマシン」では、「奥さんを探しているおんどり」、「暑がりなペンギン」などの動物がアイテム欄に置かれており、「チキンサラダ」(元は奥さん)の隣に「おんどり」を置くことで涙を流させたり、「ペンギン」に冷たい風を当てて喜ばせ、その羽ばたきによってさらなる風を起こさせたりと、荒唐無稽なからくりも多く登場する。

 現実可能かどうかはともかく、漫画的で大げさな仕掛けに思わず笑ってしまうのが「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」の特徴となっているが、ゲームはこれらが実際に動く様子が見られるので、そこも楽しいポイントだ。並べられただけでは意味不明なキーアイテムを置くべき場所に置き、装置がちゃんと稼働した時は爽快だし、さらに動作も変で楽しいという2重に面白いゲームになっている。

 300円と有料ではあるが、アメリカ風刺画のノリを活かし、“ピタゴラ装置”的な面白さをさらに加速させたタイトルになっているので、ちょっとでも琴線に触れた部分があれば、ぜひ購入してほしいタイトルだ。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)