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ついに発売! 「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」
“エグゾ”がもたらす新しい戦い。作品の特徴を再確認!
(2014/11/13 00:00)
「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア(以下、「CoD AW」)」の日本語字幕版が11月13日に発売された。本作はプレイステーション 4/3/Xbox One/Xbox 360/Windows用FPSで、価格は8,424円(税込)。吹き替え版は12月4日に予定している。
「CoD AW」は現在より40年後の2054年の戦争を描いている。最大の特徴は強化外骨格「エグゾスケルトン(エグゾ)」の存在だ。この“パワードスーツ”の存在で、エグゾについている人工筋肉などの様々なメカにより、プレーヤーキャラクターは常人の数倍の力を持ち、ホバーによって高くジャンプし、各種センサーで様々な情報を得ることができるようになった。
「CoD AW」はエグゾをまとった兵士での超人的な戦いを体験できる。シングルプレイはもちろん、マルチプレイもこれまでの「CoD」とはひと味違うユニークな感触をもたらしている。本稿ではゲームの特徴をピックアップしていきたい。
40年後の世界、強大な民間軍事企業の存在は、世界に新しい戦いをもたらすのか?
「CoD AW」は若き兵士ミッチェルの視点で物語が展開する。彼はある理由で民間軍事会社アトラス・コーポレーションに所属する。彼はアトラスの社長ジョナサン・アイアンズに期待をかけられており、息子のように扱われている。アトラスは世界的なテロ事件に立ち向かい、世界中から喝采を浴びる。そしてアトラスは大きな存在感を示し始める……。
本作のキャンペーンでは「エグゾ」が大きく取り上げられている。高いところからエアーを噴出して降りたり、2段ジャンプで屋根の上に飛び乗ったり、強力な力で車からドアを引きはがしたり、エグゾは常人よりはるかに優れた様々な能力を発揮する。
走っている車の上を飛び移り、落下しそうになるのを手に仕込んだ吸着装置で踏みとどまる、といったシーンもある。近接攻撃を仕掛けると敵がすごい勢いで吹っ飛んでいったり、エグゾの力を意識させられる。この感覚は日本の特撮や、欧米のアメコミ映画の“ヒーローもの”の感覚にも近い。
また、戦場を飛び回るミニロボット「ドローン」や多脚戦車など未来の戦闘機械も多数登場する。これまでの「CoD」シリーズでも近未来の兵器が多数登場したが、今回エグゾによって拡張された能力を持つ兵士達の戦いが中心になっている点が大きく異なる。
兵士達の訓練風景や各都市のガジェットなどにも未来的の要素がふんだんに盛り込まれており、SF映画の「架空の未来世界」の雰囲気が楽しい作品となっている。ストーリーは詳しくは明かせないが、ミッチェルとジョナサンの関係も丁寧に描かれ、序盤からぐいぐいと引き込まれる。「CoD」シリーズはマルチプレイ、キャンペーンどちらも魅力的だが、今作は“ミッチェルの成長”を描くストーリーに特に注目して欲しい。
従来の要素を引き継ぎつつ、拡張された機動力で新時代の「マルチプレイ」を提示
エグゾによるマルチプレイの変化は、特にシリーズのファンにとって期待と不安の色混じった声が聞かれた。デモプレイでは追われていたキャラクターが飛び上がり、バックダッシュで敵を飛び越え、追っ手を背後から急襲するという場面も描かれた。こういった空中機動要素が「CoD AW」のマルチプレイの魅力と言えるだろう。
他にも敵の攻撃を防ぐシールドを展開できたり、耐久度を上げたり、スプリントを強化するなど様々な「エグゾアビリティ」が存在する。さらに武器をどう選ぶか、アタッチメントをどうするか、スコアを稼ぐと発動できる「スコアストリーク」も選択できやり込み派のプレーヤーにとって自分の思い描く戦い方を追求できる作品となっていると言えるだろう。
初心者用訓練プログラムも用意されており、ベテランから初心者まで楽しめる配慮がされている。特に今作は、「高いところに飛び乗る」、「空中でダッシュして弾をかわす」など、これまでのシリーズとは異なる駆け引きも楽しめる。
マルチプレイのデモムービーでエグゾの能力を活用するシーンも多く、この機動を身につけたい、戦場を自由に駆け巡りたいと思う人も多いだろう。「シリーズのマルチプレイに新しい要素を盛り込み、ファンに新鮮な戦いを経験して欲しい」、「新しい要素を入れることで、新規ユーザーを獲得したい」という開発者の思いも感じられる。
ゲームルールとしては、「アップリンク」がユニークだ。マップにあるボールをゴールに入れるというラグビーやバスケットボールの要素が盛り込まれ、エグゾを使った本作ならではの機動を身につけたものが有利となる。上級者同士の戦いを観戦してみたくなるルールだ。
また拠点を取り合う「ドミネーション」では、エグゾの機動により、これまでとは異なる“上下方向からの強襲”といった駆け引きも熱い。対戦だけでなく、プレーヤー達が協力して波状攻撃してくる敵と戦う「エグゾ・サバイバル」というモードもある。これまでの「CoD」シリーズの感触を受け次ぎながら新しい要素を盛り込んだ意欲作である。ぜひ、注目して欲しい。
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