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CRI・ミドルウェア、「CRIWARE」が「Destiny」に採用

9月9日 発表

 CRI・ミドルウェアは、同社のミドルウェアツール「CRIWARE」が、アクションシューティング「Destiny」に採用されたと発表した。

 「Destiny」は、Bungieが開発しActivisionがパブリッシングするアクションシューティングで、日本ではソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアから9月11日にプレイステーション 3/4用タイトルが発売となる。広大な世界を舞台に、アクションシューティングでありながらMMORPG的な側面を持つ超大作として評価が高い。

 「Destiny」では、「CRIWARE」の高画質・高機能ムービー再生ミドルウェアによってムービーシーンの高画質再生を実現しているという。ゲーム開発に最適化した独自のコーデックとエンコード技術で、通常ではつぶれやすい細かい線や砂塵などの表現まで、クリアな再生を実現している。また、同ミドルウェアの持つ特徴の1つとして、1本のムービーに複数の音声と字幕を持たせることができるマルチリンガル機能があり、今回はこの機能を使うことで、データ容量を抑えた複数言語対応を可能とした。

【Bungie “Destiny”プロデューサー 】

 「我々 Bungieはこれから発売されるタイトル “Destiny” において、ミドルウェア “CRI Movie(Sofdec 2海外版)”を採用することを嬉しく思います。CRI Movie を使用することによって複数のプラットフォーム上でディスク容量や圧縮率と戦うことなく「Destiny」における美しい高解像度のムービーを収めることができました。

 CRI・ミドルウェアは、我々のタイトル開発ワークフローにおけるいくつかの重要な機能追加を行なうために一緒に働いてくれました。サンフランシスコオフィスと日本オフィスのCRIのチームは素晴らしいテクニカルポートを行なってくれたことも付け加えます」

大規模なタイトルということで注目を集めている「Destiny」

(船津稔)