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EIZO、4K/IPSパネル採用の31.5型液晶モニター「FlexScan EV3237」

9月19日 発売

価格:オープン

 EIZOは、4K(3,840×2,160)対応のIPS液晶パネルを搭載した31.5型の液晶モニター「FlexScan EV3237」を9月19日に発売する。価格はオープン。参考価格として、EIZOダイレクト販売価格は199,000円(税込)となっている。ボディカラーはブラック(EV3237-BK)とセレーングレイ(EV3237-GY)の2色が用意される。

 「FlexScan EV3237」は、広視野角を特徴とするIPS方式の液晶パネルを採用(応答速度はB→W→B:16ms、中間階調域:5ms:オーバードライブ強)し、オーバードライブ回路を搭載。標準使用時の外観寸法は731×439~578×245mm(幅×高さ×奥行)。スタンド含む質量は10.6kg。

 DVI-D 24 ピン、DisplayPort×2、HDMIの4系統のデジタル入力端子、3系統のUSB 3.0対応ハブ(UP×1、DOWN×3でうち1系統がUSB BC[バッテリーチャージ] 1.2準拠)、1W+1Wのステレオスピーカー、ヘッドホン端子など入出力系統を充実させており、複数の映像ソースを参照できるPicture by Picture(P by P)、Picture in Picture(P in P)など、幅広い用途で使えるさまざまな機能を搭載している。

 「P by P」では、1,920×2,160の2画面(横並び)、3,840×1,050の2画面(縦並び)、1,920×2,160とフルHD2画面の縦並び(3画面)、フルHD2画面の縦並びと1,920×2,160の3画面、フルHDの4画面の5つの画面分割パターンを用意。「P in P」画面では、子画面の大小2パターンが選択できるほか、表示位置を左上、左下、右上、右下の4つから選択可能。

 入力されたRGB(Red、Green、Blue)各色8bitのデータを、モニター内部で10bitに多階調化する10bitガンマ補正により、多階調化したデータから最適な色を選択し、滑らかな階調表現を実現する1677万色フルカラー表示が可能。

 「疲れ目の抑制機能」としては、周囲の照度に合わせ最適な画面の明るさへ自動調整を行なうAuto EcoView機能、肉眼で気づきにくい低輝度時の画面のちらつきをカットするEyeCare 調光方式の採用、作業しやすく疲れにくいモニター位置に調整できる広いスタンド可動域、目障りな光の映り込みを和らげる液晶面の表面ノングレア処理、Auto EcoView機能との併用でブルーライトの発生量を大幅削減するPaperモードなどを搭載。

ブラック(EV3237-BK)
セレーングレイ(EV3237-GY)
本体背面に、DVI / HDMI / DisplayPort×2の合計4系統のデジタル入力端子を用意。デュアルモニター用途はもちろん、「P by P」と「P in P」の利用時に使える。また、DisplayPort接続では、特別な設定なしに4K解像度を60Hzで表示可能。DVI / HDMI端子では4K解像度は30Hz表示となる
側面にはUSB3.0対応端子×3が見える。スタンドは昇降(139mm)・チルト(上35°/下5°)・スウィーベル(344°)に対応

(佐伯憲司)