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【スマホアプリ今日の1本】指1本でプレイできる正統派アクション「白猫プロジェクト」
それでいいのかタイトル名。スキルツリー形式の成長や街づくりなど様々な要素を採用
(2014/7/15 17:20)
コロプラの大ヒット作「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」に続き、「白猫プロジェクト」というアプリ企画のAndroid版が配信された。「黒猫」に対する「白猫」ということで、コロプラの気合は十分に伝わってくるタイトルとなっている。なおiOS版は開発中。
この「白猫プロジェクト」、4月発表時点での仮タイトルだと思っていたら、いつの間にかそのまま正式タイトルとなっていた。タイトル名だけだと中身がよくわからないのだが、内容は“ワンフィンガーRPG”と名付けられたアクションRPGとなっている。
本作の中心となっているのは、3Dモデルで表現されたバトルシーン。クエストをクリアしていくゲーム形式となっており、プレーヤーはキャラクターを操作してフィールドを進み、ザコ敵を倒しながら最深部にいるボスを倒していく。
バトルでは画面のどこをタッチしても反応する「ぷにコン」というインターフェイスが採用されており、タッチ→ドラッグ操作で移動、タップ操作で攻撃を繰り出す。またタップ→長押しでスキルが表示されるので、その方向にフリック操作でスキルが発動する。
操作は十字キーによる操作とボタン操作が一体になったような感じになっており、敵をタップしなくていいので画面が指で隠れることもない。正統派アクションでテンポも軽妙なので、指1本だけで敵と乱戦できる楽しさを味わうことができる。
また本作は手に入れたユニットを操作できるのが特徴で、ユニットは剣士やランサー、魔道士など攻撃速度や範囲が異なる職業に分かれている。ユニットは1回の戦闘に最大4人まで連れて行け、戦闘中に随時交代できるので、状況によってキャラクターを切り替えながらマップクリアを目指すこととなる。
なお本作ではユニットの成長要素として「ソウルボード」が採用されている。「ソウルボード」はゲーム中に手に入れられる「ルーン」を使って能力を解放していく、いわゆる「スキルツリー」形式のもの。1体のユニットをじっくり育てられるので、合成でキャラクターを育成するタイトルとはまた違った気持ちで臨むことができる。
さらに本作は街づくり要素があり、建物を充実させることで各職業の能力が上昇したり、パーティー編成の最大コストの上限値が上がったりと、そこそこ重要なステータスを伸ばすことができる。これらの様々な要素を組み込むことで、戦闘と合成とガチャを繰り返すだけではない厚みのあるプレイが楽しめる。
ちなみに「白猫」だが、ゲーム序盤ではヒロインのアシスタント的立場として一応登場するものの、ストーリーにはほとんど絡んでこない。「白猫プロジェクト」と銘打つくらいだからストーリーの重要な鍵となりそうだが、それはゲームをプレイしてのお楽しみである。