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【スマホアプリ今日の1本】クロプシーたちの表情が和み効果を生む「ファームヒーロー」
「キャンディークラッシュ」とは違う切り口の3マッチパズル。独自のほのぼの感が魅力
(2014/5/27 00:00)
「キャンディークラッシュ」を本誌で紹介し、現在レベル451を進行中の筆者としては、キング・デジタル・エンターテインメントの新作アプリ「ファームヒーロー」の紹介をしないわけにはいかない。
「ファームヒーロー」は、農園をテーマとした3マッチパズルゲーム。岡田准一さんと遠藤憲一さんのテレビCMがバンバン流れている「キャンディークラッシュ」と同じく、ステージごとに決められた条件をクリアしていくものとなっている。
同じ3マッチパズルではあるが、「キャンディークラッシュ」は目標物の落下やゼリーの破壊、目標点数の獲得といった様々なクリア条件が課されているのに対し、「ファームヒーロー」では作物の「収穫」がコンセプトになっているようで、リンゴやニンジンがキャラクター化された「クロプシー」を一定数集めることが主なクリア条件となっている。
ゲームとして大きく違うのは4つ消し、5つ消しの時に特別なオブジェクトが出現しないということ。代わりに周りのクロプシーに数字がプラスされ、このクロプシーを消すと収穫量がアップする。「キャンディークラッシュ」に比べればやや派手さに欠けるものの、必要なクロプシーの量を考えながら比較的じっくりとゲームを進める必要があるという、「キャンディークラッシュ」とはまた違った角度から3マッチパズルを作り上げた印象だ。
ちなみに本作に登場するクロプシーは全員表情がある。無機質なキャンディーとばかり戯れていた筆者としてはかなり奇妙な光景だったが、ゲーム中はそれぞれがにこやかに佇んでいるので、なんとなく和ませてくれる効果があって意外な発見だった。なお時々ため息をついている不機嫌なやつがいるので、プレイする際は注意深く観察しても楽しいだろう。
筆者はまだプレイを始めたばかりで、ステージ40で足踏みしている。「キャンディークラッシュ」でもステージをこなすごとに難関が出現するように、「ファームヒーロー」でも長い道のりが待っているようなので、先のステージを楽しみにしつつじっくりと進めていきたい。