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「パズドラファン感謝祭2014」、ラストステージは「第2回パズドラジャパンカップ」
ハイレベルで僅差の優勝決定戦でドラマが!
(2014/5/25 20:43)
5月25日に開催されたガンホー・オンライン・エンターテイメントのファンイベント「パズドラファン感謝祭2014」のラストステージは「パズル&ドラゴンズ」の大会「第2回パズドラジャパンカップ」の決勝大会となった。
パズドラ最強のチャンピオンを決する大会で、たっぷりと2時間取られたステージでは山本大介プロデューサー、AppBankの村井氏が見守る中熱い闘いが繰り広げられた。全国大会に先駆け行なわれた関東地区大会は、25日の朝から開催されていた予選を勝ち抜いたAOI選手、ありしあ選手、ざび選手、さんく選手によって争われた。ルールによる制限時間は5分だが、トップのさんく選手はなんと1分40秒足らずでクリア。文字通りあっと言う間に勝負を決めて見せた。またスコア的にも25,000点台という驚異的な数値をたたき出し、全国大会に駒を進めた。
決勝大会には全国の地区大会を勝ち抜いた16名が出場。北は北海道から南は九州地方の参加選手まで、日本一の決める大会となった。3万点を超えるスコアを記録したことがあるというAppBank杯を勝ち抜いたLUKA選手をはじめ、ほかにも2万5千点を超えるスコアを持つ選手が目白押し。誰が優勝してもおかしくない。
準決勝からスタートした大会だったが、なんと最初の組に参加した前述のLUKA選手がまさかの敗退という波乱の幕開け。関東大会を1日通じて勝ち上がってきた勢いそのままに、この組はアリシア選手が勝ち上がった。2組目は最大コンボを12コンボで決めてみせただっしー選手が勝ち抜け。山本プロデューサーは「1コンボで800点加算されるので、コンボを繋げると大きい」と解説。クリアタイムが速いのはもちろん重要だが、頂上対決ではいかにコンボを繋げるかといった内容も問われる試合となった。
準決勝3組目は東北大会を勝ち抜いた小学生コンビを含めた4人で争われ、結果は北海道地区から参加したヨタ選手が決勝に進んだ。最後の4組目は、山本プロデューサーによれば「今回の大会の最高点では?」と目を丸くした26,096点をたたき出した★☆のっぴ☆★選手が堂々の勝利を収めた。準決勝は4人中1人ということで、実力伯仲の中、若干の運も作用するなど厳しい戦いとなった。
決勝は、関東地区大会から勝ち上がったアリシア選手、ファミ通App角満杯優勝のだっしー選手、北海道地区のヨタ選手、関西地区の★☆のっぴ☆★選手によって争われた。決勝戦は3回戦いその合計点で優勝を決する。なかなか入れるのが難しいとされる「ななめ」入力をいとも簡単にガンガン決めていく選手達に、解説していた山本プロデューサーも舌を巻いた。
1戦目は★☆のっぴ☆★選手が26,209点を記録。2戦目はアリシア選手が12コンボを決めてみせるも、★☆のっぴ☆★選手が25,973点と安定した実力を見せリーチをかける。ところが3戦目で★☆のっぴ☆★選手がそのプレッシャーに負け一気に崩れ、合計得点をいう意味ではわからない状態となった。
選手だけでなく集計結果が出るまでの悶々とした時間を観戦している会場全体が包んだ中発表された結果は、なんと★☆のっぴ☆★選手の逃げ切りだった。★☆のっぴ☆★選手は「本当に嬉しい」と喜びを爆発させた。「予選は友人とノリで参加しましたが、まさか優勝できるとは思わなかった。本当に嬉しい」とコメント。2位との差は500点程度ということで、1コンボで逆転もあったという僅差の戦いとなった。
決勝を終えた山本プロデューサーは「感無量です。プレイしていただいて感動をいただく……開発者冥利に尽きます」と嬉しそうに語った。受賞者へのプレゼンターとして登壇した森下社長も「全国の人に遊んでもらって感謝の気持ちでいっぱい。ゲームを作るうれしさ、プレイしてもらううれしさ、本当に感謝しています。大変なプレイをするほうもすごいけど、皆さんの声援から選手も我々もパワーをもらっている。『パズドラ』はますます進化します」とコメント。「来年は世界大会をしたい!」と森下氏の口から爆弾発言も飛び出し、大会の幕を閉じた。
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