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【スマホアプリ今日の1本】「脳トレ」が対戦ジャンルに! iOS「BrainWars」

「脳トレ」がよりエキサイティングに。ミニゲームのリアルタイム対戦という発想の勝利

5月14日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

簡単なミニゲームが揃うが、相手のプレイ状況が見えることによるプレッシャーがスゴい

 脳を鍛えるトレーニングゲーム、略して「脳トレ」という言葉・ジャンルが生まれて久しいが、この「脳トレ」がついに世界のプレーヤーとのリアルタイム対戦ゲームとして登場した。

 そのゲームとは、トランスリミットが配信するiOS「BrainWars」。ゲームをスタートさせると他のプレーヤーと自動でマッチングし、ランダムに選ばれる全12種類の脳トレゲームからリアルタイムで3回戦を行なってその合計点数で勝敗を決める。対戦にはFacebookとの連携が必要。Android版は開発中となっている。

 「脳トレ」と言えば、パズルを繰り返し継続して解いていくことで脳を鍛えるという1人向けのトレーニングの印象があるが、本作では最初から対戦相手ありきという対戦要素が強い。収録されているゲームはそれぞれ瞬時に解けるものばかりとなっているが、自分と相手の成績がリアルタイムに反映されていく演出があり、競争心がかなり煽られる。

 本作には個別のミニゲームをプレイできるトレーニングモードも用意されているが、メインとなるのは他のプレーヤーとの対戦に勝利し、自分のレーティングを上げていくことにある。対戦が前提のため、1人でコツコツと脳を鍛えるという本来の「脳トレ」の主旨からは離れているような気もするが、広く浸透している脳トレパズルを対戦ゲームとしてリニューアルした発想が面白いので何ら問題ない。

 個別のゲームには簡単な計算問題や言葉と色が異なっているブロックを探す「ダウトカラー」、数字を昇順に(あるいは降順に)タッチしていく「タッチザナンバー」など、バラエティに富んだものが揃っている。なお人によって得手不得手がグラフで表示されるという機能もある。

 ゲームとしては単調になりがちの「脳トレ」だが、本作では対戦をメインに据えることでゲーム性を一気に増している。対戦ゲームが好き、あるいは頭脳系ゲームが好きという人は、1度プレイしてみるといいだろう。

【スクリーンショット】
勝ったり負けたりでレーティングを上げていくのが大きな目的となる
iTunesで購入

(安田俊亮)