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【スマホアプリ今日の1本】玄人好みの読み合い格ゲー iOS「シャドウファイト2」

「モータルコンバット」リスペクトの東洋世界とシルエットのグラフィックスが特徴的

配信中

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

キャラクターがシルエットでも画面を見辛くはない。距離感や技のモーションを把握するのが攻略のポイント

 ロシアNekkiが配信するiOS用「シャドウファイト2」の人気が急上昇している。「シャドウファイト2」は、人がシルエットで表現された1対1の2D格闘ゲームで、4月30日に日本語をはじめ、中国語、韓国語、トルコ語のアジア圏を中心とした4カ国に対応するアップデートを行なった。

 本作は、対戦相手を倒しながら資金を得て武器や装備をグレードアップし、さらに強い敵を倒していくというもの。キャラクターはシルエットであるものの、体の動きは滑らかなリアル寄りのアニメーションとなっている。東洋感たっぷりの世界観も相まって、同ジャンルでは「モータルコンバット」を思い起こさせる。

 操作は画面左側に8方向キーのバーチャルパッドと、右側にパンチとキックがあり、方向とパンチ/キックを組み合わせて武器に合った攻撃を繰り出していく。技ごとに攻撃力やモーション、隙が大きく異なるので、相手の動きを読みながら適切な攻撃を出すのがポイント。カウンター攻撃が決まると相手の体力が大きく減るといった要素もあり、技の読み合いと出し合いがゲームの醍醐味となっている。

 またメニュー画面では獲得した両手持ちのナイフやナックル、サイといった武器の切り替えが可能。武器によって攻撃のリーチや技が違ってくるので、得意な武器の距離感やキメ技のタイミングを磨いていく楽しさがある。実際の戦闘では日本刀のようなリーチの長い武器を持った敵も登場し、相手の得物に合わせて戦い方を変えるといった戦略性を問われる要素もある。

 必殺技が飛び交ったり、コンボが次々と決まるような派手さはないが、地道な技の応酬で相手を追い詰めていく玄人好みのプレイ感となっている。キャラクターがシルエットであることで、グラフィックスの粗が目立たない上に東洋的な雰囲気が出てカッコイイという理に適ったデザインになっているので、そのあたりも注目の1作だ。

【スクリーンショット】
ザコからボスクラスの敵を次々と倒していく。ちなみに日本語にはチュートリアル終了後に当たるパッチによって対応する。日本語化するとロゴも変化する
iTunesで購入

(安田俊亮)