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カプセルフィギュア「ミクロコスモス~プランクトン大全~」発売

顕微鏡でしか見れない微生物を、拡大してフィギュア化

4月20日発売

価格:1プレイ300円

 海洋堂はカプセルフィギュア「ミクロコスモス~プランクトン大全~」を発売した。1プレイ300円(税込)で、全5種。サイズは3.5~5cm。

ミジンコ。外殻を外して内部構造を見ることもできる

 「ミクロコスモス~プランクトン大全~」は本来顕微鏡でしか見えないサイズの微生物たちを拡大してフィギュア化した“ミニチュア”とは逆のベクトルを持つアイテム。各フィギュアについている丸い台は顕微鏡の視界をイメージしている。顕微鏡写真ではわからない“厚み”もきちんと再現しており、「立体図鑑」というべきフィギュアだ。

 フィギュアは「ミジンコ」、「ミドリムシ」、「ホウネンエビ」、「カニのゾエア幼体」、「イカの幼生」の5種類。ミジンコとミドリムシは外殻の脱着が可能。それぞれの生き物の内部構造器官まで再現されているのが確認できる。

 どのフィギュアも彩色されており、繊毛や触手などの表現も細かい。まるで宇宙生物のような造形はちょっと気持ちが悪いが、独特の透明感を持った造形が、生き物の多様さ、微生物の奇妙さを実感させてくれる。コレクションして楽しいアイテムだ。

【ミクロコスモス~プランクトン大全~】
ミドリムシ
ホウネンエビ
カニのゾエア幼体
イカの幼生

(勝田哲也)