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WIN「イナズマイレブン オンライン」記者発表会を開催

簡単操作で全国対戦。“大人”も意識した新たな「イナズマイレブン」シリーズ作

【イナズマイレブン オンライン】

4月25日~30日 トライアルテスト実施

5月 正式サービス開始予定

NHN PlayArt代表取締役社長の加藤雅樹氏
レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏

 NHN PlayArtとレベルファイブは、Windows用オンラインゲーム「イナズマイレブン オンライン」の発表会を4月25日に開催した。

 「イナズマイレブン オンライン」は、サッカーRPG「イナズマイレブン」シリーズをオンラインゲーム化したもの。4月25日15時から30日までクローズドβテストにあたる「トライアルテスト」が実施され、このテストのフィードバックからサービスの改善を行ない、5月中の正式サービス開始を予定している。

 発表会の挨拶で登壇したNHN PlayArt代表取締役社長の加藤雅樹氏によれば、レベルファイブのスタッフがNHN PlayArt社内に常駐し、両社のスタッフの「イナズマイレブン」に対する思いを1つにして作り上げた「熱いもの」になっているという。

 同じく挨拶に登壇したレベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏は「今まで『イナズマイレブン』をオンラインゲーム化しないかという話はいくつかあったが、今回良い作品ができそうだという座組になって実現した。作る側としてもワクワクしている」と期待をのぞかせた。

【イナズマイレブン オンライン】
マウスのみの操作で選手の指示やコマンド選択などがプレイできる。HD画質というのもウリ
【オープニングムービー】
本作のオープニングでは、主題歌付きのアニメーションが流される。制作は加藤氏の強い意向によって行なわれた

左から、NHN PlayArtプランナーの中村将和氏、プロジェクトリーダーの吉野貴雄氏、レベルファイブAS開発部チームリーダーの田村寛人氏
キービジュアル。ゲームは“大人”も意識しているという

 ゲームの説明は、NHN PlayArtプロジェクトリーダーの吉野貴雄氏、プランナーの中村将和氏、そしてレベルファイブAS開発部チームリーダーの田村寛人氏が行なった。

 ゲームは、試合中の選手を操作しながら、チーム編成や戦術の指示、また選手同士の対戦におけるコマンド選択などを行なって他の全国のプレーヤーと1対1の対戦していくというもの。マウスのみの操作で簡単にプレイが可能で、HD画質の鮮やかな映像で200種類以上用意されている選手それぞれの必殺技を楽しむことができる。

 また本作最大の特徴はチーム全体に影響を与える必殺技「必殺ブレイク」で、チーム全員の移動スピードが倍増したり、必殺技が使い放題になったりと、形勢逆転のチャンスが試合中に生まれる。なおチーム編成は試合の報酬や試合で得られるポイントを使って入手していき、選手同士を掛けあわせることでレベルアップさせていける。

 本作では、これまでの「イナズマイレブン」ファンと共に、PCオンラインゲームファンにも楽しんでもらえるような作品を目指したのだという。そのため日野氏自身が「少し大人っぽい感じになりました」と話すように、セリアAなどのビジュアルや広告イメージを参考にしながら“大人向け”を意識したタイトルになっている。

 またスマートフォンでもブラウザでもなく、PCクライアント型のゲームにしたのは、「簡単な操作で、リッチなものを楽しんでほしかったから」だと中村氏から話があった。中でも必殺技の映像にはこだわっているそうで、「必殺技をガンガン使ってほしい」とした。

 なお正式サービス以降は、キャラクターやゲーム機能を随時追加していくほか、オンライン全国大会も予定しているという。登場キャラクターはまずはシリーズ1作目からスタートし、ひとまずはシリーズ順に登場人物を増やしていく予定。

【発表スライド】
慣れ親しんだキャラクターの必殺技をHD画質で楽しめ、さらに全国のプレーヤーと対戦できる。原作アニメシーンからの引用も見られる。5月28日には本作テーマソングも発売決定
【スクリーンショット】

(安田俊亮)