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【スマホアプリ今日の1本】「デスノート」の脱出ゲーム「DEATH NOTE 新世界への誘い」
罠にかかれば即「BAD ENDING」。「デスノート」らしさを散りばめた連載開始10周年企画タイトル
(2014/4/23 00:00)
原作・大場つぐみ氏、作画・小畑健氏による漫画作品「デスノート」。2013年12月に連載開始から10周年を迎え、10周年記念のポータルサイト公開や「デスノート」をテーマにしたリアル脱出ゲームが開催決定するなど、様々な企画を展開している。
その一環として今回、iOS/Android用の脱出ゲーム「DEATH NOTE 新世界への誘い」が集英社より配信された。「DEATH NOTE 新世界への誘い」は、部屋に隠されたアイテムやヒントを集めながら、謎を解き、部屋からの脱出を目指すというオーソドックスな脱出ゲームだ。原作をモチーフとしているため、セリフやキーワードに「デスノート」らしさが散りばめられているものの、原作を知らなくてもゲームを楽しむことができる。
攻略方法についてはネタバレになるので一切省くが、面白いのはエンディングが「NORMAL ENDING」、「GOOD ENDING」、「BAD ENDING」と3種類用意されているところ。不用意な行動を取ると罠が発動して即死してしまう(BAD ENDING)ので、なかなか気を抜けない。なお罠には原作さながらの「机の引き出し」を使用したものも登場するなど、原作ファンならピンとくるものも用意されている。死亡パターンはいくつかあるみたいなので、何がどこで発動するかを探してみるのも一興だ。
筆者はこの手の脱出ゲームをいくつもプレイしているが、難易度は手応えのある中の上といったところ。本作にはメモ書きのヒントが数多く登場し、そういった点では親切に「GOOD ENDING」までの道筋が示されているので、迷ったらメモ書きをじっくり読み直してみることをオススメする。
それでもわからない、先を知りたいという人には、メニュー画面から遷移できる公式の「松田の攻略掲示板」が用意されている。掲示板の内容はチェック後公開されるということだが、内容を見てみるとかなり踏み込んだ投稿もある。攻略掲示板ではおなじみの「メール欄」を使ったやり取り(ネタバレギリギリのヒントなどで使われる)も許容しており、タイトル周辺の状況づくりに対する運営の抜かりのなさも感じさせる。
なお本作にはステージが全部で4つあるが、現在はステージ1のみが公開されている。ステージ2以降は4月中旬から順次公開されていく。配信期間は8月31日までの予定となっているので、興味のある人はプレイしてみるといいだろう。
(c) 大場つぐみ・小畑健/集英社