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【スマホアプリ今日の1本】王道JRPGをコンパクトにアレンジした「ソード オブ ナイツ」
すごろく形式のダンジョンが画期的。強化合成システムをベースにしたコマンドバトルRPG
(2014/4/16 00:00)
Aimingより4月15日に配信されたiOS「ソード オブ ナイツ」は、JRPGの王道をコンパクトかつモバイル流にアレンジしたゲームだ。
「ソード オブ ナイツ」は、仲間を集めてパーティーを作り、合成などによってメンバーを強化させていくシステムをベースに、すごろく形式のダンジョンとコマンドバトルを組み合わせたRPGとなっている。本作ではすごろく形式にまとめられたダンジョンシステムが特に画期的で、操作そのものはシンプルでありながら、日本的RPGの雰囲気を十分に感じられる作りだ。
すごろく形式のダンジョンは、プレーヤーに1~6の数字がランダムに3つ与えられ、このうちのどれかを選択してその分のマスを進める。マスの上には敵や罠といったマスや、ゴールド、宝箱、体力回復などといったマスがあり、手持ちの数字を上手く利用することで攻略を有利に進められる。
また上を通過するとカットインが入って会話が進行するマスもあり、RPGに重要なストーリーも徐々に楽しんでいける。移動できる数はランダムという運要素もあるものの、戦略的にゲームを進行させられるので1種のシミュレーションRPGのような趣も感じられる。ちなみに、他キャラクターとの追いかけっこといった要素もあり、すごろくの特性を上手く活かした作りになっている。
バトルについては、通常攻撃とスキル攻撃(回復スキルもある)の2種類を選べる。属性の相性などを考えながら攻撃方法と攻撃対象を選ぶというオーソドックスなスタイルで、敵を倒せば経験値がもらえる。またキャラクターによっては、一定ターン数が経過することで必殺技も使えるようになる。
すごろくの進め方によっては戦闘を避けることもできるが、バトルをこなすことで経験値を得られるほか、アイテムや仲間も手に入る。ダンジョン内は必殺技発動に必要なターン数もカウントされたままになるので、ダンジョン最奥にいるボスに備えて必殺技がすぐ発動できるようにしておくなどが可能だ。バトルは避けていればいいというバランスになっていないのも、調整の上手さを感じさせる。
なおオンライン要素では、リアルタイムに他のプレーヤーと協力してバトルできる「ボスラッシュ」や対戦モード「デュエル」といったものがある。特に「ボスラッシュ」は戦闘中に定型文による簡易的なチャットが可能となっており、必殺技のタイミングを合わせるなどコミュニケーションを取りながら戦闘ができ、ワイワイとした感覚を味わうことができて面白い。
現在はiOS版のみ配信中だが、Android版も近日配信される予定。JRPGの雰囲気がとにかく手軽に楽しめるので、気になる方はプレイしてみるといいだろう。