ニュース
PlayStation Vitaのシステムソフトウェアのバージョンアップデートを実施
フレンドと一緒にゲームを遊ぶ予定などを共有できるカレンダー機能など追加
(2014/3/25 19:56)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアはPlayStation Vita/PlayStation Vita TVのシステムソフトウェアのバージョンアップを3月25日に配信を開始した。
今回のアップデートでバージョンは「3.10」となった。追加された機能としては、ユーザー同士で予定を共有できる「カレンダー」機能のほか、メモリーカードのコンテンツ管理、PocketStation関連の機能追加などが行なわれている。
カレンダー機能
「カレンダー」が追加された。カレンダーを作成し、予定を管理することができる。ゲームに関する情報はもちろん、フレンドと一緒にゲームを遊ぶ予定を入力し、その予定を「メッセージ」や「Eメール」を使い共有することが可能。Googleカレンダーと同期が可能なほか、PlayStationに関連する情報をカレンダー上に表示することができる。
今回のシステムアップデートと同日から「ソウル・サクリファイス デルタ」の公式カレンダーの運用が開始される。同公式カレンダーでは、ゲームの追加コンテンツ配信日時やイベント・ニコ生などの開催情報などの予定が記されている。作成した予定に関連するアプリケーション情報やプレーヤー情報が追加でき、オンラインプレイの約束なども簡単に作成できる。
システム
ホーム画面にアプリケーションのアイコンを最大500個まで表示可能になったほか、PS Vita TVを、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)で操作できるようになった。DUALSHOCK 3で操作可能な部分は、全てDUALSHOCK 4でも操作可能となった。
コンテンツ管理
「コンテンツ管理」に「メモリーカードのコンテンツを管理する」が追加され、メモリーカードの利用状況を確認したり、アプリケーションやセーブデータ等を削除できるようになった。PS Vitaのメモリーカードに保存されたコンテンツと、接続する機器のコンテンツの管理がこのアプリケーションでまとめて行なえる。このアップデートにより、「設定」>「アプリケーションデータ管理」は削除される。
PS Vita TVが「PlayStation Mobile」に対応
PS Vita TVで、PlayStation Mobile規格ソフトウェアを遊ぶことができるようになった。PS Vita TV対応のタイトルが楽しめる。また、ゲーム内の一部モードが遊べないタイトルもある。
メッセージ
ボイスメッセージを送受信することができるようになった。プレイステーション 4ユーザーとのボイスメッセージの送受信も行なえる。
また、プレーヤーメッセージのメンバーが3人以上の場合、グループのタイトルを設定できるようになった。
フォト
PS Vitaの向きや傾きにより、表示中の写真が自動回転する機能をオフに設定することができる。(PS Vita)
また、「パノラマカメラ」の撮影モードに「フリーフォーム」が追加された。(PS Vita)
PS Vitaで表示中の写真をPS Vita TVに転送して、テレビで見ることができるようになった。
ミュージック
接続しているパソコンのコンテンツを、キーワードで検索できるようになった。
ビデオ
コンテンツリストの並べ替えに「サイズ」が追加された。
設定
「日付&時刻」>「サマータイム」を削除し、「自動でサマータイムに設定する」を追加。この機能を有効にすると、時刻表示でサマータイムが自動的に反映される。
「省電力設定」>「自動でスタンバイモードに入る」に「30分」が追加されたた。
システム
Bluetoothキーボードが使用可能となった。入力できる言語は「日本語」と「英語」。