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人の歌声を演奏する音楽ガジェット「歌うキーボード ポケット・ミク」発売
大人の科学マガジン特別編、ミクの声で演奏できるキーボード
(2014/2/21 16:01)
学研教育出版は、雑誌「大人の科学マガジン」の特別編として音楽ガジェット「歌うキーボード ポケット・ミク」を4月3日に発売する。価格は5,378円で、全国主要書店にて発売される。
「歌うキーボード ポケット・ミク」は学研教育出版と、クリプトン・フューチャー・メディア、ヤマハの協力で生まれた、人の歌声を演奏するこれまでにない新しい音楽ガジェット。カーボン素材で印刷されたキーボード(鍵盤)に、スタイラス(タッチペン)で触れるだけ演奏することができる。
基本設定では、キーボードに合わせた「ドレミファソラシ」の音階・音声で初音ミクが歌う。初音ミクの声で、様々な歌を歌わせることができる。歌声を楽器化する心臓部にはヤマハが開発したeVocaloid 対応音源 LSI “NSX-1”を搭載、歌声にはクリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」の音声データを使用している。
さらに本体の1から5までのコントロール・ボタンを押すと、「あ~お」の母音で歌わせることができる。クリプトン・フューチャー・メディアの音声合成システムVOCALOIDシリーズは音楽データを打ち込まないとボーカロイド達を歌わせることができないが、「歌うキーボード ポケット・ミク」は、いつでも、どこででも、即興で初音ミクを歌わせることができる。
また、あらかじめ用意された歌詞で歌う「プリセット」モードで歌詞を選べば、童謡など、誰もが知っている歌を歌わせたり、いくつかの言葉を話させることができる。ビブラートやオクターブの上下機能を駆使して、多彩な表情をつけさせることも可能だ。
初音ミク達ボーカロイドは3月27日にセガから発売されるPlayStation Vita/プレイステーション 3用リズムアクション「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」で大活躍する。ゲームの発売に先がけ、2月22日、23日に横浜で、3月1日、2日に大坂で開催される「セガフェスティバル2014~セガ新作5タイトル大集合~」でも、「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」は大きく取り上げられる。また東京ジョイポリスでも2月27日からコラボイベントが行なわれる。ファンはこちらも要チェックだ。