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ガマニア、「萌え系」を中心とした6本のスマホ向けコンテンツを公開

オンライン事業本部長秀樹氏が語る2014年のガマニアの日本戦略

1月~3月サービス開始予定

 ガマニアは、2014年の事業戦略を説明するプレス向け説明会を開催した。説明会では、オンライン事業部本部本部長の中島秀樹氏より今後展開していくゲーム、そしてガマニアとしての今年の目標が語られた。

 MMORPGやブラウザゲームを中心に展開してきたガマニアだが、2013年末からスマートフォン事業に注力しているという。美少女キャラクターを強く推す「スプラッシュガールズ」、ペットとコミュニケーションが楽しめる「てのひらワンコ」、本格的なカードバトルRPG「復讐のブラッドクロニクル」など多彩なジャンルのタイトルを、速いペースでリリースしていく。

 自社開発から、中国や台湾メーカーのパブリッシングなど、ガマニアは2014年前半にいくつものタイトルを展開していくという。中国・台湾の魅力的なタイトルを日本に紹介するのは台湾に本社を持つガマニアならではの強みといえるだろう。今回は6本のタイトルを紹介したい。

浮き輪に乗って、巨大滑り台を滑走! 「スプラッシュガールズ」

女の子が浮き輪に乗って、巨大滑り台を滑っていく

 「スプラッシュガールズ」は台湾メーカーが開発したスライダーアクションだ。女の子を浮き輪に乗せ、巨大な滑り台を滑走させていく。2月正式サービス開始予定で、iOS4.3以上、Android 2.3.1以上に対応。基本プレイ無料のアイテム課金を予定している。

 ゲームはタッチ操作に加え、傾きセンサーとも連動しており、女の子を移動させながら、コース内のアイテムを取得していく。アイテムは得点を得られる「コイン」のほか、取ると一定時間画面に墨がかかってしまう「タコ」などのマイナスアイテムがあり、コインを得ながらマイナスアイテムをかわし滑っていく。できるだけ速いスピードでのコースクリアを目指していく。

 ゴールすると女の子を撮影できる「フォトシューティングタイム」となる。女の子がセクシーさやキュートさをアピールするポーズをとり、カメラアングルも自動的に変わっていく中で、最もベストなタイミングで写真を撮れれば高得点が得られる。その写真を保存することも可能だ。

 アイテムショップでは水着や浮き輪を購入することができ、女の子をカスタムすることができる。現在特に女の子の3Dモデルをブラッシュアップするべく開発が進められているという。コラボレーションも積極的に行なっていき、アニメのキャラクターの登場も予定している。キャラクターに合わせた“乗り物”を浮き輪にするなど、アレンジにも期待して欲しいとのことだ。

【スプラッシュガールズ】
スマホを傾けて操作。完走すると「フォトシューティングタイム」となる

リアルな雰囲気のファンタジーカードRPG「復讐のブラッドクロニクル」

重厚なファンタジー世界を3Dグラフィックスで楽しめる

 「復讐のブラッドクロニクル」は中国メーカーが開発した、ファンタジー世界を舞台にした3DカードバトルRPG。2月正式サービス開始予定で、iOS4.0以上に対応。Android版も順次リリース予定。基本プレイ無料のアイテム課金を予定している。

 本作はシリアスな雰囲気と、中国のイラストレーターが生み出す美麗な世界観が魅力。ダンジョンを進行するシーンなど3Dグラフィックスを多用している。戦闘はカードバトルだが、必殺技の発動でも3Dモデルのキャラクターが動くなど、見た目に力を入れている。

 カードの収集、合成など基本的なシステムは押さえられており、ダンジョン攻略だけでなくPvPも盛り込まれている。前衛、後衛、サブでカードを配置し、どこにカードを配置していくかで大きく戦力が変わってくる。カードの特性を考えデッキを組み込む楽しさを追求できる作品になるという。

 中国では難しいバランスのゲームとして話題を集めたが、日本向けに難易度を調整し、間口の広いバランスを目指していく。日本向けに日本人イラストレーターによるオリジナルカードも大量に投入する予定。コアゲーマー向けのゲーム性にこだわった作品であり、ゲームのコツなどはガマニアの方でもサポートしていきたいという。

【復讐のブラッドクロニクル】
システムは比較的オーソドックスだが、戦略性が高く、必殺技は3Dグラフィックスで派手だ

50種類の子犬と触れあえ、友達と競える「てのひらワンコ」

ワンコのデザインは比較的リアル

 「てのひらワンコ」は中国メーカーが開発したペット育成シミュレーション。3月正式サービス開始予定で、iOS5以上、Android2.3以上に対応。基本プレイ無料のアイテム課金を予定している。

 本作のコンセプトは「スマホの中で犬を飼う」というもの。ラブラドール、ブルテリア、ポメラニアンなど50種類以上もの犬種が用意されており、1匹を選んで交流していく。犬のモデリングに関しては実在の犬を思わせるリアルなものとなっている。ここまで犬の種類を入れているのは他の作品でも少ないとのことだ。

 服を着させたり、エサをあげたり、身体を洗ってあげたり、様々なふれあいが楽しめる。画面をこすったり、クリックすることで犬とのコミュニケーションができる。犬は普段は家の中にいるが、外に連れ出すことで他のプレーヤーの犬と出会うことができ、ファッションなどを比べ合うPvPができる。また、犬は様々な芸を覚えていく。

 コミュニティ機能が充実しているのが特徴で、ゲーム内に掲示板があり交流が楽しめる。リアルタイムのチャット機能も搭載されており、サークルも作ることができる。他のプレーヤーの家へ訪問することも可能。犬だけでなく家の外装もカスタマイズできる。日本では犬の成長記録をTwitterにアップできるようになる予定だ。

【てのひらワンコ】
散歩に行ったり、遊んだり、身体を洗ったり、様々な世話ができる

(勝田哲也)