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CyberZ、スマホゲームユーザーの動向調査を発表

よく遊ぶゲームジャンル、平均課金額などを公開

12月25日 発表

 CyberZは12月25日、全国のスマートフォンゲームユーザー男女700名を対象にしたスマートフォンゲームユーザーの動向調査結果の第1弾を発表した。

 この調査は、日本におけるスマートフォンユーザーの拡大と、App StoreやGoogle Playをはじめとしたアプリマーケットの売上高がアメリカを抜いて1位になったこと、また海外デベロッパーから日本のゲームユーザー動向が注目されていることを受けて実施されたもの。調査は3回に分けて実施され、今回は5項目の調査結果が公開された。設問と結果は以下のとおり。

【設問1】 普段遊んでいるスマートフォンゲームのタイプ

 スマートフォンのOSをiPhone、Android半数で実施。遊んでいるスマートフォンゲームのタイプは、有効回答数700サンプルのうち、「アプリ」が約6割、「ブラウザゲーム」が1.5割、両方同時に遊んでいるユーザーは全体の2.5割となった。

【設問2】 最もよく遊ぶゲームジャンル

 最も遊んでいるゲームジャンルは、「パズルRPG」が過半数を超え、次いで「カジュアルゲーム」が2.5割、「カードゲーム」が約2割となった。ブラウザゲームユーザーは、「カードゲーム」の割合が約3割と高く、一方アプリユーザーは、「カジュアルゲーム」および「元祖RPG」の割合が高い傾向となった。

【設問3】1回あたりの平均課金額

 1回あたりの平均課金額は「300円未満」が過半数を占めた。ユーザー別にみると、ブラウザゲームのみユーザーは「500 円以上」が約4割を占め、アプリのみユーザーよりも1回あたりの平均課金額が高い傾向が確認できた。

【設問4】月額平均課金額

 月額課金額の平均は「300円未満」が57.0%となり、次に「1,000円以上5,000円未満」が13.5%となった。ユーザー別にみると、ブラウザゲームのみユーザーは「5,000円以上」の割合が10.4%を超え、アプリのみユーザーの割合5.6%よりも高い結果となった。

【設問 5】 新しいスマートフォンゲームをインストール・はじめたきっかけ

 「今遊んでいるゲーム内で表示された広告を見て」が29.1%と最も高い結果となった。次いで、「マーケット内のおすすめを見て」が27.7%。一方、1カ月以内に課金がしたことがあるユーザーに関しては、全体の傾向と比較して、「今遊んでいるゲーム内で表示された広告を見て」が35.1%、「事前登録サービスで特典がもらえるので登録した」が 21.9%と高く、スマートフォン広告の影響がやや大きいことが確認できた。

(安田俊亮)