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最終ジャンルまでもつれ込んだ大接戦! 「Red Bull 5G FINALS」レポート

カウンターの応酬で逆転につぐ逆転劇「FIGHTING:『鉄拳タッグトーナメント2』」

カウンターの応酬で逆転につぐ逆転劇「FIGHTING:『鉄拳タッグトーナメント2』」

西軍のダイナモ選手
東軍のBE AO選手

 「FIGHTING:『鉄拳タッグトーナメント2』」では西軍からダイナモ選手、東軍からBE AO選手が出場。ルールは1試合3ラウンド制で、先に2試合を制した方が勝利となる。西軍が優勝にリーチをかけており、否応なしにプレッシャーがかかる展開だ。

 ダイナモ選手は「ジャック6」、「エディ」のタッグ、BE AO選手は「アリサ」、「ミゲル」のタッグで勝負に挑んだ。

 1試合目はダイナモ選手が、2試合目はBE AO選手が試合を制するという一進一退の攻防。西軍の優勝をかけた3試合目ではカウンターに対するカウンターという、逆転劇が見られた。

 ダイナモ選手の1勝2敗で迎えた4ラウンド目、最初に地面に叩きつけてからの空中コンボに繋げたのはダイナモ選手、壁際まで追い込み更に攻撃を繋げてBE AO選手の「アリサ」のHPを7割ほど削る。すると「ミゲル」にキャラを変更したFRB AO選手が位置を逆転して壁際で投げを放ち、そのまま壁に叩きつけるコンボに繋げ、ダイナモ選手の「エディ」のHPをゴリゴリと削っていく。

 このまま勝負は決するかと思いきや、ダイナモ選手が「ジャック6」にキャラを変更しカウンター、BE AO選手の「ミゲル」を逆に壁際まで追い込み、4割近くHPを削っていく。お互い片方のキャラのHPは残り僅かだが、合計HPではBE AO選手の方が少ないという状況。

 BE AO選手はここで「ミゲル」の投げと単発の攻撃を組み合わせてダイナモ選手の「ジャック6」のHPを少しずつ削っていくも、ここでダイナモ選手がカウンターを挟み込む。

 空中に浮かせてコンボに入ったが、BE AO選手の「ミゲル」のHPが残り僅かなところで「アリサ」にチェンジ、BE AO選手がタイミング良くカウンターを決め、地面に叩きつけてから空中コンボに繋げて逆転し、ダイナモ選手のHPを削りきり、BE AO選手が勝利した。

 この逆転につぐ逆転劇を制したのはBE AO選手となり、「FIGHTING:『鉄拳タッグトーナメント2』」は東軍のBE AO選手の勝利。総合優勝の結果は最終ジャンルの「FREE GENRE:『ぷよぷよ!!』」に持ち越された。

【試合の様子】
西軍がリーチをかけている状況で、会場も大いに盛り上がっていた

(八橋亜機)