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オーバーランド、地政学シム「ジオポリティカル シミュレータ3」を発売

日本専用シナリオ「脱原発」収録。地政学に基づいて設計された地球規模の政治シム

11月30日発売予定

価格:6,980円

 オーバーランドは、仏Eversimの政治シミュレーションゲーム「ジオポリティカル シミュレータ3 マスターズ・オブ・ザ・ワールド」を11月30日に発売する。ローカライズは英語音声、日本語字幕。価格は6,980円で、取り扱いはメーカー直販のみ。後日、ダウンロード販売サイトよりダウンロード販売も行なう。

【「ジオポリティカル シミュレータ3」プロモーションムービー】

国連で演説するアメリカ合衆国大統領ジャック・オハマ氏
日本専用シナリオ「日本の脱原発」

 「ジオポリティカル シミュレータ3 マスターズ・オブ・ザ・ワールド」は、シミュレーションゲームの本場、ヨーロッパ生まれの政治シミュレーションゲーム。現代の地球全域を舞台とし、実在の大統領や国家元首によく似た人物になりかわり、戦争や災害、テロなど、地球で発生するあらゆる問題に対処していく。

 本作は“ジオポリティカル シミュレータ”とタイトルにあるように“地政学”に基づいてシミュレーションされているところが最大の特徴で、政治のみならず、経済、社会、軍事、環境などあらゆる分野で、プレーヤーや近隣諸国の影響がリアルタイムで反映される仕組みになっている。

 ゲームの目的は、「シヴィライゼーション」シリーズのように世界統一や世界平和の実現などではなく、ミッションとして出される具体的な課題をクリアすることとなる。具体的には、格付け機関からの信用格付けを一定期間トリプルエーに保つ「トリプルA」や、隣国との関係を改善して石油パイプライン網を築き上げる「ベネズエラのパイプライン」、連日ニュースでも話題になった米国の財政危機をテーマにした「米国 財政の壁」など12以上のミッションが用意されている。

 なお、ボーナスミッションとして日本の総理大臣として国内経済を維持しながら脱原発を目指す「日本の脱原発」も収録している。

 なお、売上の一部は、少子高齢化問題と向き合う特定非営利活動法人 結婚相談NPOに寄付するとしている。

【スクリーンショット】

(中村聖司)