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地形を変化させて進める横スクロールアクション「MAX:The Curse of Brotherhood」

マーカーで木の枝を伸ばし、水流を変えるなど多彩なアプローチが魅力!

9月19日~22日 開催(一般開催日:21日~22日)

会場:幕張メッセ1ホール~9ホール

入場料:1,000円(中学生以上・前売)

1,200円(中学生以上・当日)
入場無料(小学生以下)

 「MAX:The Curse of Brotherhood」は弟を助けるために異世界で活躍するMAXの姿を描くパズルアクションゲーム。MAXを操作するだけでなく、「マジックマーカー」で様々な軌跡を描くことで地形に変化をもたらすことができる。

 地面から石の柱を出して足場を作ったり、木の枝を延ばして道を作ったり、水流でMAXを任意の方向に流したりしてMAXを助ける。マーカーはフリーハンドで軌跡を描けるので、プレーヤーの工夫次第で、様々なアプローチが可能で、解法の多彩さが本作の魅力だ。

 発売は2014年を予定しており、ダウンロード販売で提供される。Xbox Oneだけでなく、Xbox 360版も発売される。総プレイ時間は6~8時間のボリュームとなるという。

5つのマジックマーカーを駆使し、様々なステージを突破していくMAXの物語

本作のディレクターを務めるPress PlayのMikkel Thorsted氏
マジックマーカーで地形を変化させて進んでいく
木の枝をはやせるマーカー「ツリートレンチ」

 MAXは異世界に囚われた弟を助けるために魔法の世界を進んでいく。現在はまだまだ開発途中のバージョンで、今後さらに磨きを掛けていくという。目指しているのは少年のヒロイックな冒険が楽しめる物語だ。映画「グーニーズ」や「インディージョーンズ」のようなわかりやすく、ワクワクするドラマを目指しているという。

 ゲームの操作は、レバーでMAXの移動、Aボタンでジャンプといったシンプルなものだが、Rトリガーを引くことで、画面に巨大な「マジックマーカー」が出現し、Aボタンを押しながらマーカー(ペン)を移動させることで地形に様々な変化を起こさせることができるところが大きな特徴だ。

 マジックマーカーは特定のマークのあるところで使うことができる。ゲームを進めることでマーカーの種類が増えていき、最大で5色のマーカーを使えるようになる。最初は茶色の「アースピラー」というマーカーが使え、線を引くことで地面から土の柱が盛り上がる。ペンは切り替えるのではなく、対応するマークの場所でのみで使える。ステージになんのマークがあり、そこからマーカーをどう使うか、というのが攻略の鍵となる。

 ゲームはアクション性の高いものになっており、トラップや敵にぶつかるとMAXは一撃で倒されてしまう。体力制ではなく、プレーヤーは何度もトライアンドエラーを繰り返しながら進んでいくタイプのゲームだ。MAXは敵キャラクターを倒せないというところも特徴で、プレーヤーはMAXが敵を回避できるように導かなくてはならない。

 2つめのマーカーは「ツリートレンチ」という緑色のマーカーで、葉っぱが舞うマークからマーカーで線を引くことで、その軌跡通りに木の枝を生やすことができる。高い場所にMAXを導くときは階段状に枝を生やして足場を作る。階段状にする場合は段をMAXが上れる高さに設定する必要がある。階段状ではなく斜めに枝を生やしてもMAXは高い場所に到達できる。プレーヤーのアイディア次第で様々なアプローチができ、攻略に幅を持たせている。

 ステージは進んでいくことでパズル性が高くなる。強制スクロールで進んでいくステージで瞬時に判断してMAXの足場を作ったり、逆に前を塞ぐ障害物をマーカーで壊して進む場合もある。複数のペンの特性を組み合わせて進んでいくステージもある。解法が1つだけでないところが本作の面白さであるという。

 様々なマーカーを使うアイディアと共に、アクション性の高さも魅力だと感じた。じっくり考えるステージや、何かに追われて急いで操作をしなくてはいけないところもあり、ゲームの緩急のリズムも楽しい。今回公開されたムービーでは様々な場所でマーカーを使うシーンが収録されている。かなり要素の詰まったゲームとなりそうだ。

【Max Puzzle Preview Trailer】
ムービーは360版のもの。本作のパズル要素を見ることができる

【デモプレイ】
Xbox Oneでのデモプレイ。ゲーム序盤のステージで、マーカーの使い方を学べる。上から落下してくる岩を避けたり、ロープを揺らして飛び移ったりと、アクション性が高い印象だ

【スクリーンショット】
様々なステージをマジックマーカーを駆使して進んでいく

(勝田哲也)