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新兵歓迎! 「TERA」2周年記念キャンペーンレポート

ギルドの結束力と実行力が問われるエンドコンテンツ「連盟」プレイレポート

ギルドの結束力と実行力が問われるエンドコンテンツ「連盟」プレイレポート

 7月17日に実装された最新アップデート「連盟」は、参加はギルド単位で、ギルド内の結束力、さらに個々のプレーヤーの行動力が問われるコンテンツだ。ここからは「連盟」をより楽しむための予備知識とプレイレポートをお届けする。

 プレーヤーは希少鉱物「ノクタニウム」を求め争う3つの勢力、 「ヴェリカ連盟」、「アルレマンシア連盟」、「カイアトール連盟」のいずれかに所属し、勢力同士で競い合うことになる。各連盟にはそれぞれ特徴があり、所属する連盟により「連盟スキル」の性能が変化。それぞれの理想を追求する連盟から加入したい連盟を選ぼう。

 なお、連盟に加入するとゲーム内メールでスキル書が送られてくる。このスキル書はレベル1から使用可能なのがうれしい。連盟は以下の3つとなる。

【経済復興を追い求めるヴェリカ連盟】
ヴェリカ連盟では、連盟に所属した際にドロップゴールド獲得時、追加ゴールド獲得の恩恵を受けることができる

【堅実な外交能力を誇るアルレマンシア連盟】
「長老会の外交力」により、デイリークエストや狩場クエストの報告時に獲得できる「信用ポイント」 が追加で獲得できる。「信用ポイント」を集めることにより、各信用団体の「信用ポイント商人NPC」よりアイテムと交換可能

【強靭な肉体の力を探求するカイアトール連盟】
カイアトール連盟スキル「カイアの加護」は、行動不能抵抗が5%上昇する。これにより「気絶(スタン)」や「睡眠」など行動不能となる状態異常にかかりにくくなる

・連盟に入る前に確認! 「連盟」予備知識

 3つの連盟のいずれか1つに加入できるが、それぞれ受けられる恩恵が異なる。信用ポイント重視のプレイスタイルならばアルレマンシア連盟、PvPやモンスター討伐などを重視するならカイアトール連盟がオススメ。それ以外の人やゴールド重視のプレイスタイルならヴェリカ連盟がいいだろう。筆者はわかりやすいところでヴェリカ連盟に加入したが、確かにドロップゴールドは多く感じられた。

 連盟参加のためにこれからギルドに入るならば、所属している連盟に注目して選ぶといいだろう。ただし、ソロプレーヤーやギルドが苦手な人、まずは駐屯地攻防戦などに参加したい人でも心配ない。通常のプレーヤー同士のギルドに所属せずとも「システムギルド」という仕組みがあり、気軽に連盟を体験できる。なお、連盟幹部に立候補したい人はユーザーギルドに加入する必要がある。また、連盟に加入することでもらえるスキル書は連盟に所属している状態でのみ使用可能となるのでご注意を。

・「ノクタニウム強化弾」を獲得し、スキル効果をパワーアップ!

 レベル60になると各クラスごとに特定のスキルを強化できる「ノクタニウム強化弾」が使えるようになる。1日1回進行できる連盟クエスト「連盟員訓練要請」を利用すると、「ノクタニウム強化弾 200個」が入手できる。ただし、連盟訓練所の侵入はレベル60からなので、それ未満のプレーヤーは、「ノクタニウム強化弾」を製作すればよい。これは「ノクタニウムの粉」と「ノクタニウム結晶」を合成することでも入手可能だ。

【ノクタニウム強化弾】
ノクタニウム強化弾の材料は以下の通りとなる。ノクタニウムの粉:入手方法/連盟固有のクエストを攻略。ノクタニウム結晶:入手方法/連盟駐屯地にいる一般モンスターからドロップ。ノクタニウム強化弾合成剤:入手方法/連盟集会所にいる連盟補給官NPCより購入

 「連盟」では大きく分けて「駐屯地攻防戦」と、「連盟訓練所入場争奪戦」が実施されている。「連盟」の舞台である大陸間で行なわれる「駐屯地攻防戦」は、駐屯地にいる対立連盟のNPC「執行官」を倒すことで、権限の行使を抑制し、相手連盟側が得た税金の一部を強奪することができるという、連盟の優位性を目的とした、直接的に繰り広げられる戦いだ。「駐屯地攻防戦」はサーバーにより開催時間が異なるので、参加の際は公式サイトで時間を確認してから参加して欲しい。

 「連盟訓練所入場争奪戦」はプレーヤーが各クエストを遂行する事などで、ノクタニウム強化弾の素材確保や、連盟訓練施設の入場時間を確保するという目的の戦いとなる。連盟訓練所は各連盟ごとに入場時間が割り当てられ、1日の「訓練所」に入場可能な回数と時間帯が決定されている。「訓練所」は連盟専用のインスタンスダンジョンになっており、1人用と5人パーティ用がある。

【インスタンスダンジョン】
訓練所のインスタンスダンジョン「深化の間」
訓練所のインスタンスダンジョン「訓練の間」
訓練所のインスタンスダンジョン「熟練の間」

・キャンペーンを活用してレベル60を目指そう!

待機中の様子。これから始まるバトルに胸が高鳴る
遠隔攻撃ができる職業は間合いを取って、攻撃のタイミングを図ろう。門近くは敵の攻撃も激しいので近づき過ぎないように

 「駐屯地攻防戦」は「連盟」に参加していればだれでも参加可能だが、PvPの場合はレベル60未満だと厳しい。レベル60になり、熔嘩凱帝(ようかがいてい)シリーズや紅闘士シリーズ、輝魂白磁シリーズ、日輪勇将シリーズといった戦場装備が揃うと本格的に楽しめるようだが、準備が整うまでは難しいかもしれない。

 今回はレベル58のアーチャーで参加してみたが、こちらの放った攻撃はレベル60の敵の前ではそよ風程度に過ぎず、戦力にはならなかった。「駐屯地攻防戦」の門前は敵の攻撃が集中するので避けつつ、防衛につぐ防衛。ここでは「ノクタニウム弾」を装備したレベル60が、圧倒的な強さを誇る。道連れとばかりに一緒に参加してもらった友人のレベル58ランサーは近接を試みて前に出ようとしたものの、出る前に瞬殺されてしまった。このままではランサーも浮かばれないと思い、レベル18のプリーストでも参加。低レベルだが、プリーストやエレメンタリストのような回復職の場合は後方支援として参加できるので、攻防戦の雰囲気を味わえる。

 攻撃職ならばやはりレベルを60まで上げて「ノクタニウム弾」を使用、さらにレベル60で装備できる武具を使うことで「駐屯地攻防戦」を存分に堪能できる。だが、回復職ならば後方支援に徹することで低レベルのキャラでも活躍の場があると言えるだろう。

 また、各連盟駐屯地からはゲートを使って移動するのだが、みんなで移動して一斉攻撃に移る一体感は圧倒的だ。有志の指揮官が立ってくれるのだが、いざバトルが始まり、押し込まれて、一旦引いて、また反撃というバトルのうねりは、これぞ大規模戦闘という感じで楽しい。早くレベル60になって自分も前線でバトルしたいと感じた。

 レベル60に到達しているプレーヤーは「連盟」の「駐屯地攻防戦」で勝利し、「ノクタニウム強化弾」を使用することで、さらなるスキル強化を図ることができる。そこに至ってないプレーヤーは「ノクタニウム強化弾」を製作し、やがて来るレベル60でのスキル強化に備えよう。さらに「TERA」の世界を深く楽しむためのコンテンツ「連盟」を体験してほしい。

 「連盟」はPvPということもあり、高レベルでこそ楽しめる仕様だが、現在はさまざまな2周年イベントが開催中だ。今回紹介した以外では「2周年記念ワードコレクション」がオススメだ。

 このイベントは指定されたモンスター討伐や攻撃をすることで「2nd アニバーサリーボックス」を入手できる。「アニバーサリーボックス」は金、銀、銅があり、入手条件はボックスランクによって異なるため、自分のレベルで無理のないものにチャレンジ可能。ボックスから獲得できる文字アイテムを利用して「製作」を行うと、2周年を記念した特別なアイテムや、ルーレット利用券を獲得することができる。ルーレットの上位賞品には、レベル1から使用可能なスキル書などもあるので、レベル上げには最適だ。

 マイペースでのんびりプレイも楽しいが、新兵キャンペーンをうまく利用し、レベルを上げて連盟に参加というプレイスタイルが見えると、俄然やる気になってくる。まずは新兵キャンペーンを活用してレベル57、さらにはレベル60を目指してみてはいかがだろうか。

【連盟】
連盟幹部の指揮で移動を開始! チャットを「連盟」表示にすると戦闘中も指示を見やすくなるので、バトルに慣れていない人にオススメ
慣れない間は団体行動することで各連盟ごとの動きを把握。筆者はレベルが低いヒーラーのため後方から支援
自分の加入している連盟の旗の範囲に入るとさまざまな恩恵が受けられる。敵対連盟の旗の中には持続攻撃を行うものもあるので注意が必要だ
自軍の執行官防衛軍にも参加。道が細くなっている箇所には人が集まるため防衛ラインを作るのに最適

(ツキヨノアサミ)