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「FFXIV: 新生エオルゼア」βテストフェーズ3詳細レポート
リミットブレイクやバディチョコボなど、バトルを面白くする追加要素も続々追加!
(2013/8/7 00:00)
リミットブレイクやバディチョコボなど、バトルを面白くする追加要素も続々追加!
リミットブレイクはパーティーメンバー全員で力を合わせて行なう必殺技的な存在。パーティーを組んでいるとメンバーの名前の上にゲージが表示され、戦闘によって貯まっていく。一定値以上貯まると、ホットバーやクロスホットバーに登録したアイコンが利用可能な状態になる。
発動する効果はロールによって異なる。盾役では、パーティー全体へのダメージ軽減バフ、近接攻撃では単体の敵への大ダメージ攻撃、魔法攻撃は大ダメージを与える範囲攻撃、回復と遠隔攻撃役は全体回復になる。発動のレベルは3段階あり、どの段階まで貯めるかで効果や威力が変わる。レベルの低い間は2段階目以降は制限されているようだ。
必殺技的な存在と書いた通り、強力な効果を持っていることは間違いないのだが、バトルの中ではなんとなく地味な存在で、他のプレーヤーがいつ発動しているのか気づかないことの方が多かった。これはおそらく序盤のダンジョンでは、リミットブレイクに注意を払わなくてなんとかなってしまうためで、リミットブレイクの効果的な利用が、戦闘の趨勢を左右するようになれば、メンバー全員がもっとリミットブレイクを意識して、効果的に使われていくのだろう。
プレーヤーと一緒に戦ってくれるバディチョコボも暫定的に実装された。今回はβバージョンでの仮実装。レベル20付近のメインストーリーでグランドカンパニーに所属した後、カンパニーリーヴなどで軍票をためると、報酬としてマイチョコボがもらえる。それを特別なNPCがバディにしてくれた。
バディのチョコボは呼び出すと30分間、一緒に戦ってくれる。チョコボのレベルはキャラクターのレベルに追随するので、バディのチョコボを出した状態でクラスをチェンジすると、チョコボのステータスもそれに併せて変化する。たとえばレベル23の斧術士の時には、チョコボもレベル23でHPは346だが、レベル15の呪術士になると、チョコボのレベルも15になりHPは196まで下がる。ちなみにバディを呼び出しているときには、コンテンツファインダーには参加できない。
アクションリストの中にある「BUDDY」コマンドでチョコボに指示を出すこともできる。被ダメージ低下バフなど支援アクションをしてくれる「ディフェンダースタンス」、チョコケアルやチョコリジェネをかけてくれる「ヒーラースタンス」、攻撃を専門に行なう「アタッカースタンス」とすべての技能を使う「フリーファイト」などがある。アクションはホットバーに登録して、戦闘中に切り替えることも可能だ。
一通り試してみたが、バディチョコボを入手してすぐのあまりスキルを習得していない状態では、戦闘支援が一番強力でありがたかった。自分がアタッカーの時でも、一緒に戦ってくれる相棒は頼りになる存在だ。
レベルシンクの導入で行きずりのF.A.T.E.がさらに楽しく
発生エリアに入れば誰でも参加でき多人数参加の戦闘コンテンツ「F.A.T.E.」には、レベルシンクのシステムが導入された。これはコンテンツの推奨レベルに、キャラクターのレベルを自動的に合わせてくれるというシステムだ。フェーズ2まではこのシステムがなかったため、クエストで通りかかった街の周辺でF.A.T.E.が発生していても、推奨レベルから離れているとまったく貢献値が貯まらなかった。しかし、フェーズ3からはレベルシンクすることで、少なくとも推奨レベルが自分のレベルよりも低い場合は気軽に参加できるようになった。
レベルシンクの方法は簡単。推奨レベルから外れたF.A.T.E.に参加すると、F.A.T.E.の詳細とともに黄色いレベルシンクボタンが表示されるので、それを押すだけだ。装備や実装しているスキルはそのままに、ステータスだけが推奨レベルにあった形で変更される。レベルシンクを解除したい場合は、F.A.T.E.の終了を待つか、エリアの外に出ればいい。
街の周辺部にはF.A.T.E.とギルドリーヴのエリアが密集しているので、ギルドリーヴの最中にF.A.T.E.が発生したり、ストーリークエストの最中に発生することもよくある。無視してもいいのだが、面白そうなF.A.T.E.なら是非参加してみたいと思うもので、そんな時に参加の敷居が下がるのはありがたい。