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ネクソン、ブラウザシミュレーション「DIVA COLISEUM」先行体験レポート

フォーメーションを組んで、敵の行動を読み攻撃を当てろ

フォーメーションを組んで、敵の行動を読み攻撃を当てろ

カウンターかパワーチャージか、読み合いも熱い
特性をプラスするアドバンスカード
フォーメーションによりボーナスが得られる

 「DIVA COLISEUM」のバトルはカードバトル形式となる。カードには女性達のコントラクターカードと、このカードに特性を付与するアドオンカードが用意されている。コントラクターカード同士、アドオンカード同士は合成させることでレベルアップできる。

 バトルには3人のコントラクターカードが必要となる。1枚をリーダーに設定し、さらに2枚のキャラクターカードを選択し、フォーメーションを組む。この時の陣形によって特性効果がアップする。前に1人、その左右に1人ずつ置くことで攻撃重視になり、後列に置くことで防御重視といったボーナスがつく。

 行動は「ストライク」、「タクティカル」、「ムーブ」、「アドオン」と、「ウェイト」が可能で敵味方含め、スピードステータスの高いキャラクターから行動を入力していく。戦闘はターンで行なわれ、スピードはコントラクターカードによって変わってくる。「ストライク」はアタックと、ブーストが可能。ブーストはアタックよりも強力だが、「テックポイント」を必要とする。

 「タクティカル」はカウンターとチャームが選べる。チャームを選ぶと1ターン消費しテックポイントを得ることができる。テックポイントはチームで共有なため、後衛がチャームして前衛がパワーアタックを行なうといった使い方もできる。ただしチャームは相手に攻撃されると無効になってしまう。カウンターは敵に攻撃された場合に反撃できる。

 「DIVA COLISEUM」ではCPU戦だけでなく、対人戦も可能で、対人戦ではこのタクティカルでの読み合いが基本となる。チャームかカウンターを選んだキャラクターはカードを横にした状態となる。対戦相手はチャームの場合は攻撃してテックポイントを溜めるのを阻止しなければならない。しかしカウンターだった場合はダメージを受けてしまう。カードを横にしている場合はどうするか決断しなくてはならない。

 ムーブはコントラクターを移動させる。これにより陣形を変えることができる。コントラクターはアドオンやカードの特性で複数のコントラクターに攻撃できる「範囲攻撃」を持っている場合があるが、こういった敵を相手にする場合は、ムーブでコントラクター同士を離して配置することで対応できる。また戦闘フィールドには回復できるマスが設定されており、ここに移動させることでダメージを受けたキャラクターを回復させることも可能だ。「アドオン」はカードに装着できるものと、戦闘時に使用できるものがある。相手を状態以上にさせたり、こちらを強化したり、様々なものが用意されている。これらを活用し、勝利を目指していくのだ。

 「DIVA COLISEUM」ではこうしてCPUと対戦してストーリーを進めたり、他のプレーヤーと対戦を行なっていく。対戦では挑戦者を募集しリアルタイムで戦うことも、他のプレーヤーが登録したデッキと戦うことも可能。戦闘することでポイントを得て、そのポイントでガチャを回し新たなカードを入手する。ガチャには通常ポイントで回せる「シルバー」、入手しづらい特別のポイントが必要だが等級の高いカードが入手できる「ゴールド」、課金用の「プラチナ」があり、さらに「アドオン」が用意されている。

 本作はセクシーな美女カードをコレクションし、思い入れのあるカードを強化してより強いデッキを目指していく作品だ。ただ、現在のラインナップは頭身で似たような印象を受けてしまう印象もある。幼い印象を与える女性や、見上げるような大きな女性など、“幅”を持たせてもいいのではないかという印象を持った。対戦ルールはシンプルであり、美女キャラクターは魅力的だ。間口が広く、たっぷりと美女達の姿を楽しめる作品である。多くの人に興味を持って楽しんでもらいたい。

【スクリーンショット】
戦闘では、コントラクター達は様々な姿を見せてくれる
カードの強化。有料ポイントはガチャを引いたり、プレーヤーの行動力や、コントラクターの体力の回復、感情の上昇などにも使う
ギャラリーモードでは美女達を色々な角度で見ることができる

(勝田哲也)