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「機動戦士ガンダム EXVS.FB プレミアムドッグファイト2013 決勝大会」開催
「リボーンズガンダム」と「ジオング」の「フルブースト終わった」チームの優勝!
(2013/5/27 20:19)
バンダイナムコゲームスは、稼働中のAC「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」の全国大会「プレミアムドッグファイト2013」の決勝大会を5月25日、東京・ディファ有明で開催した。
本大会は、2月より全国480店舗以上で行なわれてきた予選大会を勝ち抜いたり、当日、会場で行なわれた当日枠の出場権を確保した128チーム(256名)がトーナメント形式で戦い、全国No.1を決定するもの。
決勝大会は、自身も本作をプレイする椿姫彩菜さんをメインに、「機動戦士ガンダム」芸人である若井おさむさん、ぬまっちさんが随所でリポートを務め、ゲストとして、本作に登場する「レオス・アロイ」役の岡本信彦さんも登場した。制作プロデューサーのバンダイナムコスタジオ・大久保 人氏、そして総合プロデューサーの馬場龍一郎氏も登壇。大久保氏は解説としても活躍した。実況は店員Aさん、そして黒日さんのお2人。
岡本さんの掛け声でスタートした本大会の予選トーナメントは、勝ち抜きトーナメント方式の1発勝負。タイマー設定240カウント、ステージは「サイド7」で固定、毎回ゲーム終了となるイベントモードをON、それ以外は工場出荷設定。使用するモビルスーツは、当日の受付時に申請したものから変更できないというものになっていた。各ブロックを勝ち上がってきたベスト8による決勝トーナメントでは、予選ルールからタイマー設定は無制限に変更、さらに2本先取での勝ち抜きとなっていた。
ブロック予選の使用機体としては、コスト3,000の「ウイングガンダムゼロ」とコスト2,000の「ガンダムMk-II」をあわせるチームが最も多かったように思われた。ほかにも「ジオング」や「ギャン」、「νガンダム」や「V2ガンダム」、「ダブルオークアンタ」、「スサノオ」、「バンシィ」、「ユニコーンガンダム」、「デルタプラス」などの姿が見られ、「ウイングガンダムゼロ」の人気ぶりはすごいものがあると感じられたと同時に、思ったよりも使用機体のバリエーションは広かったように感じた。
シン&ティエリアも登場!「バトルトークショー」
そして第19弾追加機体は「カプル&コレンカプル」!!
予選と決勝の合間には、ステージアトラクション「バトルトークショー」として、まず店員Aさん、そして黒日さんコンビと来場者の2名が対戦。若井さんとぬまっちさんにちなんで、アムロ、シャア(&クワトロ・バジーナ)の乗機縛りのルールで「ガンダム」&「百式」と「νガンダム」&「シャア専用ゲルググ」との対戦を行なった。
そして続いてゲストとして「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の「シン・アスカ」役の鈴村健一さん、「機動戦士ガンダム00」の「ティエリア・アーデ」役の神谷浩史さんがステージに登場。鈴村さん、神谷さんが見守るなか、岡本さんと店員Aさん、椿姫さんと黒日さんコンビで、「エクストリームガンダム ゼノン-F」&「ディスティニーガンダム」対「ガナーザクウォーリア」&「ラファエルガンダム」との対決が見られた。
さらに来場者の中から応募を募り、岡本さん&椿姫さんコンビとのガチンコ対戦に。岡本さんが「ゴールドズモー」、椿姫さんは「クシャトリヤ」のコンビで来場者の「インパルスガンダム」&「ラファエルガンダム」との戦いに挑んだが、岡本&椿姫チームの敗北に。
最後は、鈴村さんと椿姫さん、神谷さんと岡本さんコンビによる対戦。「ディスティニーガンダム」&「ガナーザクウォーリア」の鈴村&椿姫コンビが先行し、「ラファエルガンダム」&「エクストリームガンダム ゼノン-F」の神谷&岡本コンビがこれを追う形でコスト差が逆転、最後は同コストで並んだものの、神谷&岡本コンビの勝利となった。
「バトルトークショー」の最後には、馬場氏より5月28日の参戦機体(第18弾)「ガイアガンダム」とプロモーション映像の紹介に続いて、第19弾の追加機体「カプル&コレンカプル」が紹介され、その映像も公開された。決勝大会終了後のフリープレイでは、リング上での筐体では「ガイアガンダム」だけでなく、「カプル&コレンカプル」もプレイアブルとなっており、プレーヤーの長蛇の列が形成されていた。
決勝戦では解説陣の下馬評を裏切る機体が活躍!
ステージ上に4台の筐体を設置して行なわれた決勝トーナメント。注目を集めたのは、「ガンダムヘビーアームズ改(EW版)」と「ウイングガンダムゼロ」を擁する「風雲再起ポニーちゃん」チーム、そして「ガンダムEz8」&「ジ・O」の「たまごっちの舎弟」チーム、さらに前回大会覇者「めいぷる@ぽっちゃり」氏を擁する「フルブースト終わった」チームの「ジオング」&「リボーンズガンダム」のコンビあたり。
「たまごっちの舎弟」チームは残念ながら決勝トーナメント初戦で敗退したものの、コスト1,000の「ガンダムEz8」の180mmキャノンモードをメインとした弾幕を背景に、「ジ・O」の機動力と接近戦でのプレッシャーをメインとした戦い、そしてコスト戦略が興味深かった。
「風雲再起ポニーちゃん」の「ガンダムヘビーアームズ改(EW版)」によるミサイルの弾幕と多彩な各種キャンセルによる機動はまさに職人芸ともいえる忙しさで、相方の「ウイングガンダムゼロ」をフォローしつつ、弾幕を張って戦う姿は会場からどよめきが聞こえていた。
「フルブースト終わった」チームの「リボーンズガンダム」も、解説陣が「扱いが難しい」と評する1機。ガンダム形態とキャノン形態の使い分け、そして背面への攻撃や各種キャンセルなど、状況に合わせた攻撃や回避の選択を的確にこなす必要のある玄人向け機体を華麗に使いこなし、相方の「ジオング」との連携で安定感のある巧みな試合運びをしていたのが印象的だった。
決勝戦は「風雲再起ポニーちゃん」と「フルブースト終わった」チームの対戦となった。この戦いは2戦ストレートで「フルブースト終わった」が勝利。それまでの1対1で拮抗した戦いが多かったベスト8からの流れだったが、「リボーンズガンダム」と「ジオング」の前に出ての敵の裁きぶりと、マークが外れている相手への的確なタイミングでの射撃によるダメージの蓄積によって、コストリードを保ってペースを握ると、そのまま流れを掴んで試合を運んでの勝利となった。これにより、「めいぷる@ぽっちゃり」氏は「プレミアムドッグファイト」連覇の栄冠を手に入れた。
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