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ハセガワ、完全新金型の「日本海軍 戦艦 大和」を発売
最新の考証を盛り込みつつ、組み立てやすさを意識した新作
(2013/5/23 00:00)
ハセガワは、プラモデル「日本海軍 戦艦 大和」を6月2日に発売する。価格は4,725円。スケールは1/450で、全長58cm。
戦艦大和は当時の日本の技術を集結して建造され、基準排水量64,000トン、主兵装に45口径46cm主砲3基を搭載した史上最大最強の戦艦として生まれた。1941年12月に就役し、1942年2月に連合艦隊旗艦となった。ミッドウェー海戦を始め、マリアナ沖海戦や、レイテ沖海戦など主要な海戦に参加するも目立った戦果は挙げられず、1945年4月に天一号作戦を遂行するため、沖縄へ向かう際にアメリカ海軍の空母艦載機に迎撃され沈没した。戦艦大和の撃沈は旧日本海軍の終焉を象徴するシーンとして、プラモデルでも最も人気の高いモチーフとなっている。
ハセガワのプラモデル「日本海軍 戦艦 大和」は全て新しい金型でパーツを作成した新作で、多くの資料をもとに最新の考証を盛り込んで製作されている。キットは1945年の連合艦隊第2艦隊旗艦当時の武装を再現しており、新造時に比べ対空装備を大幅に増やしている。
ハセガワが1/350艦船モデルで培ったディテール表現を全て盛り込み、それでいながらパーツ数を抑えたものになっている。船体内に“サポートパーツ”を組み込むことで、組み立てやすさも意識している。砲塔・砲身・舵・測距儀(距離測定器)等は可動するため、様々な表情をつけることができる。艦載機も付属しており、さらに旭日旗・艦載機マーキングのシールも付属している。初心者にはもちろん、こだわりのモデラーにもオススメのキットとなっている。
ディテール表現にも大きく力を注いでおり、砲身はしっかりと砲口があいており、情報量が非常に多い艦橋や煙突周りも細かく再現されている。初心者を意識した設計ではあるが、その表現は本格的なスケールモデルならではのものとなっている。パーツ数を抑えながら精密な表現を可能としたのは金型技術の進化によるものだ。このプラモデルの大和はプラモデル初心者からベテランまでが満足できるものを目指し、ロングセラーを考え現在のハセガワの技術を集結して製作されたのだ。
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