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タミヤ、1/350のプラモデル「日本海軍戦艦 大和」を発売
往年の名作をリニューアル、姉妹艦の「武蔵」も同時発売
(2013/4/3 14:54)
タミヤは、3月30日よりプラモデル「1/350 艦船シリーズ No.30 日本海軍戦艦 大和」の発売を開始した。価格は8,190円。サイズは全長75.15cm。
タミヤは1/350の「大和」のプラモデルを1979年から発売している。第2次世界大戦で日本海軍が建造した日本最大、最も知名度の高い戦艦のプラモデルとして、多くのファンに親しまれていた。今回販売されるのは、1979年から発売されているプラモデルのリニューアル版となる。
戦艦大和のプラモデルに関してタミヤは、同じく1/350のスケールで、2011年12月に完全新開発の“フラッグシップモデル”ともいうべき作品を発売している。こちらは最新の考証を活かし、これまで模型では再現されたことのない砲塔基部の構造も再現するなどこだわりを持った立体化が行なわれているが、価格も24,150円と高価なものとなっている。このプラモデルの登場により、1979年から発売されていたプラモデルは1度生産休止となっていたが、今回改めて手ごろな価格の“戦艦大和のプラモデル”としてリニューアルされることとなった。
リニューアルにあたり、メインマストや艦尾の機銃座などは最新の考証に基づいた新規パーツにより再現している。艦橋上部の21号電探も繊細な彫刻で仕上げている。飛行甲板通交帯はステッカーで表現、別売の「1/350 ディスプレイケース」に手軽に固定できる展示台も付属する。
また、同日、大和の姉妹艦である「1/350 艦船シリーズ No.31 日本海軍戦艦 武蔵」も発売される。大和と武蔵は姉妹艦であり、同型艦だが、大和が昭和20年4月の沖縄出撃直前の20年式兵装で、環境の周りを対空砲がハリネズミのように包み込んでいるのに対して、武蔵は前年の昭和19年にレイテ沖海戦で沈んだため、対空砲がまばらな19年式の兵装のままとなっている。こちらも要チェックである。
スパイクが2009年5月に発売したXbox 360用ストラテジーシューティング「Battlestations: Pacific」はアメリカ軍と日本軍の2本のシングルプレイキャンペーンが用意されている。精密な3Dグラフィックスで描き起こされた戦艦大和の姿を見ることができるだけでなく、実際に操作しアメリカ艦隊と戦いを繰り広げることも可能だ。
(C)TAMIYA