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WIN「Fish Hunt」でマスコミ対抗釣り大会を実施

オンライン釣りアクションで大人がはしゃぐ! 読者プレゼントもゲット

3月9日 開催

「Fish Hunt」運営プロデューサーの稲垣順太氏

 ゲームオンは3月9日、Windows用オンライン釣りアクションRPG「Fish Hunt 世界を釣れ!」を使ったマスコミ対抗釣り大会を開催した。

 「Fish Hunt 世界を釣れ!」は世界各国の海や川を舞台にして釣りをするオンラインゲーム。昼夜や天候の概念があり、気象状況によって釣れる魚や大きさが変化する。また船を購入すれば、水上に船を出し、その上から釣りをすることも可能だ。

 随時ゲーム内でも釣り大会が行なわれているが、今回はオフラインの場として、ゲーム誌編集者・ライターチーム、釣り専門誌チーム、そして運営プロデューサーの稲垣順太氏率いる「Fish Hunt ドリームチーム」による釣り大会が行なわれた。筆者もこの大会にGAME Watchチームとして参加してきたのでレポートをお送りする。

大の大人が思わず声を上げてしまうほどの熱い釣り大会

「Fish Hunt ドリームチーム」の皆さん。左から俳優の内山眞人さん、釣りガールのりんかさん、釣り好き格闘家の高阪剛さん
こちらがGAME Watchチームのスペース
ヒット後、魚とのバトルがゲームの主軸となる。時間をかけて狙いと違う魚が釣れる、もしくは逃げられると非常にがっかりする
終了時間間際、内山さんは最大サイズの「ピラルクー」を釣り上げ、見事な逆転劇となった

 今回のルールは、ラオスにある「ドンコン」という釣り場で怪魚「ピラルクー」を釣り、最も大きなサイズと小さなサイズを釣ったチームにそれぞれ5万円分の商品券が、レア魚「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」を釣ったチームには500円分のWebMoneyが貰えるというもの。

 釣りは、徒歩で水際に行くか、船を使って沖へ移動し、好きなポイントを決められる。ポイントが決まれば次はキャスティングだ。水面下には魚影が見えているので、ここを狙ってキャスティングするのがコツとなる。キャスティングしてしばらく待っていると、魚が針に食いつこうとする「アワセ」が発生する。この状態で左クリックをしながらマウスを動かすと「ヒット」となり、魚とのバトルへと移行する。ウキが沈んだベストなタイミングを狙えば、魚の体力を大幅に削れる先制攻撃も可能だ。

 ヒットした後は糸の張り具合や長さを考慮しながら、リールを巻いたりゆるめたりして魚のHPを奪っていく。糸のテンションを上げれば上げるほど魚の体力を奪いやすくなるが、糸がゆるくなりすぎると針が取れやすくなるし、張りすぎると糸が切れてしまう。また糸の長さ以上に魚が遠くに泳いでいくと糸は切れてしまう。上手くコントロールし、魚のHPを一定まで減らすと魚を釣り上げられるというシステムだ。

 また時折画面上に矢印が表示され、その方向にマウスを素早く動かすと「カウンター」が発生して魚の体力を大幅に削れる。糸のテンションも落ちるので、手強い魚ほど「カウンター」をいかに正確に決めていくかが勝負のコツと言える。

 GAME Watchチームは、個人的に本大会に備えて練習をした成果もあり、順調に釣果を重ねていって一時は最大サイズも最小サイズの記録もトップに立つシーンもあった。しかし他のチームも負けておらず、次々に記録が塗り替えられていった。

 魚のサイズは大きさによってカテゴリ分けされており、通常サイズの上は特大、巨大、極大の順に大きさが増していく。本作は釣った魚をリリースすることでバフが発生し、同じ種類の大きな魚が釣りやすくなるというシステムがある。そのシステムを使って大物を狙っていくが、大物になればなるほど魚の動きは激しくなり、力も強くなっていく。大物と戦うには、より繊細なリールのコントロールが必要になるというわけだ。

 なお逃してしまった魚はログに情報が表示される。時間をかけて格闘した挙句に釣り糸を千切られ、「極大ピラルクーを逃しました」というメッセージが表示された時は、悔しさのあまり思わず声を上げてしまった。

 ちなみに声を上げていたのは筆者だけではなく、約1時間の大会中嘆きの声や、大物を釣った時の歓声など、かなり賑やかな大会になっていた。

 GAME Watchチームはそれ以降大した成果を挙げられず、そうこうするうちに大会も残り1分を切った。このまま終了するかなと誰もが思った瞬間、「Fish Hunt ドリームチーム」の内山眞人さんが記録を塗り替える471.32cmという大物を釣り上げた。

 ほぼ同じタイミングで筆者も大物が食いつき、これは逆転の可能性もある……と一層気合を入れたが、釣り上がったのは特大サイズの「コクチバス」という魚。今回のルールは「ピラルクー」と「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」以外は釣ってもカウントされないので、ほかはいくら巨大な魚を釣っても意味がない。

 そして大会が終了。我らがGAME Watchチームは最大サイズも最小サイズもゲットできず、「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」1匹によるWebMoneyカードが1枚、大会中のミニイベントでゲットしたWebMoneyカードが2枚、合計でWebMoneyカード3枚を獲得した。こちらは読者プレゼントとしてお贈りする予定なので、別途設置されるプレゼントコーナーにて奮ってご応募いただきたい。

 釣りゲームと聞いただけで、個人的には地味な印象を持ってしまっていたが、オフラインの場でみんなで声を出しながらプレイすることで、本作で釣りをすることが楽しく感じられ、「釣りゲーム」というジャンルが特に大会向きなのだと感じた。広報の方によれば、今後オフラインイベントを開催するかも、とのことなので、その時はぜひ参加して、釣りの楽しさを体感してほしい。

「ピラルクー」を釣りたいのだが、肝心な時に釣れたのは特大の「コクチバス」。嬉しいのだが嬉しくない複雑な心境だった
なんとかレア魚の「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」を釣り上げることができた

(八橋亜機)