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ユビキタスエンターテインメントが「enchant.js」をアピール
(2013/1/26 17:00)
ユビキタスエンターテインメントが「enchant.js」をアピール
「enchant.js」と聞いてもピンとこない人が多いかもしれないが、HTML5+JavaScript で構成されたフレームワークで、無料で利用可能となっている。2011年に公開され、1,000本以上のゲームやアプリがすでに公開されている。開発にあたっては、ゲーム用画像素材も無償提供されており、プラグインで機能を拡張も可能。iOS、Android、Mac、Windowsのブラウザで動作する。
この「enchant.js」から生まれたのが「前田ブロック」と呼ばれるグラフィカルなプログラミング環境。ブロック型ゲームプログラミング言語で、googleの開発した「Blockly」を活用して書かれている。「小学生でも90秒でゲームプログラミングができる」と言うことで、会場には6台の端末が置かれ、簡単なプログラム講座が開催されていた。
ブースで子供達は、「前田ブロック」と小学館のキャラクターを使って簡単なゲーム作りを楽しんでいた。係の人たちがこまめに気を配り、子供達が悩んでいそうなときは助け船を出す。もちろん子供達のことなので、飽きてしまい途中で席を立ちプイッと出て行く子もいるにはいたが、見た限りでは、キャラクターを動かすことができる事への興味からか、きちんと話を聞きながら制作に打ち込む子も多かった。
なにより親にとってこのブースが興味深いようで、子供にプログラムを体験して欲しくて、わざわざ子供の手を引いて連れてくる親御さんが目立った。子供達にこういった場でプログラムに興味を持ってもらうのは良いことで、今後も同社にはこういった取り組みを続けていただきたいところだ。
バンダイナムコゲームスのブースにはゲームが一杯!
1番ゲームが並んでいるのが、このバンダイナムコゲームスのブースだろう。通路を挟んで2つに分かれた広いブースにはたくさんの最新タイトルが並んでいる。それも春稼働開始予定の「友情装着! ブットバースト」や「太鼓の達人」、「釣りスピリッツ」といったアーケードタイトルから、Wii Uの「タンク!タンク!タンク!」、3DS「マギ はじまりの迷宮」、3DS「でんぢゃらすじーさんと100人のお友だち邪」といったコンシューマータイトル、そして「アイカツ!」関連のコーナーまで気合いの入ったラインナップとなっていた。
「太鼓の達人」が80分待ちの人気は相変わらずといったところだが、アーケードタイトルで面白そうなのは、大きなディスプレイを並べて置き、釣り堀のように見立ててプレイする魚釣り体験メダルゲーム「釣りスピリッツ」だろうか。グラフィックスは基本的にはリアル志向なのだがけっこうインパクトのあるもので、ホオジロザメやダイオウイカといった超大物まで用意されている。大型筐体で目立ち、会場ではノリの良い実況と相まって多くの人が楽しんでいた。設置場所によっては人気を集めそうな気もするタイトルだ。
このほかではやはり女児向けの「アイカツ!」コーナーが熱い。早々にプレイのための整理券が配布終了となり、10時過ぎに来た来場者が「はやーい!!」と嘆いていたほど。ただ、配布されるプロモーションカードは潤沢に用意されているようで、配布されていた。