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京商、ラジコンバイク「REPSOL Honda RC212V 2011」を発売
「ミニッツモトレーサー」シリーズに、MotoGP2011の覇者登場
(2012/12/7 18:52)
京商は、ラジコンバイク「ミニッツモトレーサー」シリーズの新製品として「REPSOL Honda RC212V 2011 No.26」と「No.27」の発売を開始した。価格は19,740円。スケールは1/18で、本体のサイズは11.8×4.1×7.3cm(長さ×幅×高さ)。重さは85gで、送信機・USB端子充電器、走行用バッテリーなどが付属している。送信機用に必要な単4アルカリ乾電池4本は別売り。
京商の「ミニッツモトレーサー」は、小さなボディにシステムを詰め込んでいるラジコンバイク。後輪内で回転することで車体を安定させる“Eジャイロ”により、2輪でありながら安定した走行を可能にしている。前輪は“倒立式フロントフォーク”、後輪は“モノショック形式スイングアーム”という実車同様のサスペンションが搭載されており、確かなグリップを実現している。直進はもちろん、車体を傾けて曲がる“バンク”時でも安定しており、走らせることで京商の技術力の高さが実感できるだろう。
今回モチーフとなった「REPSOL Honda RC212V 2011」は、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているレーシングチーム「レプソルホンダ」が開発したレース専用のマシン。この仕様ではシームレスミッションなどのシステムを採用した。発売された「No.26」はダニ・ペドロサ選手、「No.27」はケーシー・ストーナー選手の姿を再現している。ちなみに2011年のレプソルホンダはMotoGP2011において、ケーシー・ストーナー選手は年間チャンピオンとなり、コンストラクター・チームと合わせて3冠を達成したという。
Eジャイロの回転数は送信機で調整可能で、安定志向から運動性優先まで、自在のセッティングが可能。ラジコンは送受信のチャンネルが同じだと、一緒に走らせることができないが、「ミニッツモトレーサー」は送信機の設定により、最大で40台の同時走行が可能となっているという。本体は組み立て・塗装済みで、送信機や充電器、走行用バッテリーなどがセットになっているため、準備の手間がかからず、ラジコン初心者でも手軽に走行させることができる。間口の広さも大きなセールスポイントだ。