「スナイパー ゴーストウォリアー2」2013年発売

「Cry Engine 3」採用でより現実味が増した狙撃特化FPS


2013年 発売予定

価格:8,190円



メインビジュアル
1km以上離れた場所からの狙撃もあり、着弾点の予測が大きなポイントとなる

 サイバーフロントは、プレイステーション 3/Xbox 360/Windows用FPS「スナイパー ゴーストウォリアー2」を2013年に発売する。価格は8,190円で、プレイ人数は1人(オンライン時最大12人)。CEROレーティングは審査予定。

 「スナイパー ゴーストウォリアー2」は、狙撃に特化したFPS「スナイパー ゴーストウォリアー」の続編。敵地に潜み、一撃必殺でターゲットを仕留めていく緊張感が特徴で、今回の続編ではグラフィックスやAIなどの要素がよりリアルになっている。

 本作では、ゲームエンジンに「Cry Engine 3」が採用されている。この採用によって風などの周囲の状況がよりリアルに狙撃に影響を与えるようになり、また狙撃範囲が遠距離にできるようになったため、現実の狙撃手に近い感覚を味わえるという。

 単なる狙撃だけではなく、狙撃の補助をしてくれるスポッターにアシストしてもらったり、スポッターとの連携による攻撃も可能となっている。仲間のアシストや指示、敵の行動には新たにAIが開発され、現実味のある戦闘が繰り広げられる。

 またマルチプレイでは、最大12人で対戦ができる。ゲームへの参加者1人1人がスナイパーであるため、他のFPSとは違った対決が体験できるという。


【ストーリー】

 主人公は、アメリカ陸軍特殊部隊所属のスナイパー「アンダーソン」。そして彼と共に任務にあたるスポッターの「ディアス」は、フィリピンにて兵器密売を阻止するための「クォーターバック作戦」へと参加することに。彼らの任務は生物兵器の取引が行われる現場に潜入し、関係している者を全て掃討せよとの命令だった。

 だが、その取引現場でアンダーソンが目にしたのは、過去に自分を陥れる原因となった人物の姿だった。これはあの狡猾なロシア人が、チームを誘い込むために仕掛けた罠だということにアンダーソンは気づくが、歯車はすでに狂い始めていたのだった……。
 
 そして数々の任務を進めるなかで、アンダーソンを襲った悲劇の全貌が徐々に明らかになっていく。



【スクリーンショット】
弾道に影響を与えるのは風向き、重力、呼吸、姿勢など。狙撃に慣れていないプレーヤーには、着弾点を表示する「照準アシスト」機能もある
主人公は、相棒とツーマンセル(2人組)を組むことになる。相棒はスポッター(観測手)として狙撃をアシストしたり、周囲の状況、目標の情報などを教えてくれる。時には挟み撃ちなどの連携も必要となってくる
狙撃の演出は「バレットカメラ」によってプレイバックされる
目標達成のために、爆発物を利用したり、暗視スコープを使用する場面も登場する。暗視スコープはバッテリーが持続する限り使える

【武器】
Cheytac M200
CHEYTACによるボルトアクション式長距離用狙撃銃。長距離を狙う際の命中率が高いことで有名
Remington MSR
レミントン・アームズがアメリカ陸軍用に特別開発した最新のボルトアクション式狙撃銃
M24
レミントン・アームズによるボルトアクション式狙撃銃。日本でも自衛隊が「対人狙撃銃」として導入している

【キャラクター】
コール・アンダーソン(主人公・スナイパー)
海兵隊出身で、現在はアメリカ陸軍特殊部隊所属のスナイパー。世界各国での任務を経験してきた優秀な兵士である。命令に忠実で、冷静に任務を遂行する非情さを持つ一方で、過去の任務での事件により、その時のことを後悔し続けるような人間的な一面を持つ
ディアス(スポッター)
アンダーソンの現在の仲間であるCIA特別テロ班。軽口を叩きながらも、狙撃任務を細かくサポートしてくれる有能なスポッター。戦場では1番に信頼できる相棒だ
カール・マドックス(スポッター)
アンダーソンの相棒。2人で組んだサラエボでの任務での事件により、彼らに「悲劇」が襲う
メリノフ(CIA連絡員)
CIA連絡員であり、サラエボの任務でアンダーソンたちの案内人となったロシア人。臆病者で自己中心的なインチキ野郎

Sniper: Ghost Warrior 2 (c) 2012 City Interactive S.A., all rights reserved. Published and developed by City Interactive S.A. Sniper: Ghost Warrior 2 is a trademark of City Interactive S.A. All rights reserved. Portions of this software are included under license (c) 2004-2012 Crytek GmbH. All rights reserved. (c)2009 Valve Corporation. Steamworks and the Steamworks logo are trademarks and/or registered trademarks of Valve Corporation in the U.S. and/or other countries

(2012年 10月 25日)

[Reported by 安田俊亮]