エレクトロニック・アーツ株式会社は、プレイステーション 3/Xbox 360/Windows用ミリタリーFPS「メダル オブ オナー ウォーファイター」において、Sony Pictures Entertainmentの映画「ゼロ・ダーク・サーティ（日本公開未定）」とコラボレーションを実施し、「メダル オブ オナー ウォーファイター ザ・ハント マップパック」を配信すると発表した。

 

　「ザ・ハント マップパック」は北米・欧州での名称は「ゼロ・ダーク・サーティ マップパック」）で、価格は9.99米ドル。12月17日週から配信が開始される予定。また、マップパックの入手コードが予約特典として同梱される。日本での配信日、価格については後日発表される予定で、初回生産分の早期購入特典として同梱されることとなる。

　同マップパックは、実在する場所を舞台にした新しいマルチプレイ マップが2つ収録される。自分のグローバル ウォーファイターを選び、ファイアチームを組む相棒と共に戦闘を行なうこととなる。2つのマップとも、リスポーンの無いスピーディな展開となる6人対6人の「ホームランモード」、および10人対10人の対戦に対応している。

　追加されるマップの1つめは「ダッラ：ガンマーケット」。警察ですら立ち入ることができず、部族の長が治めている、世界最大の違法ガンマーケット“ダッラ”が舞台。細い回廊が入り組んだ迷路となっており、奇襲するには最適なオープンエリアが含まれる。

　2つめは「チトラル：拠点」。西はアフガニスタン、北は中国国境という、パキスタン最北部に位置する荒れた辺境地域。パキスタン軍でさえ行動することを許さないような危険な地域で、部族によって統治されている人里離れたエリア。ヒンドゥークシュ山脈の影になるクナール川の高く上に位置した、不規則に広がる拠点。

　北米では、退役軍人による非営利団体に対する社会貢献を目的に発足した「プロジェクト・オナーキャンペーン」を通して、マップパックの売り上げから、100万ドル以上を寄付。また、本マップパック1本につき1ドルが寄付され、非営利団体に分配されるプログラムも開始される。

　EAのピーター・ムーアCOOは、「『メダル オブ オナー ウォーファイター』は現実の世界で起こった事件、現実にあった作戦、現実の兵士に基づいています。ソニー・ピクチャーズ エンタテイメントと協力して、国のために家族をも犠牲にしてきた特殊部隊チームに捧げる、世界で最高の追跡ストーリーをお届けします」とコメント。一方、映画「ゼロ・ダーク・サーティ」の脚本家兼プロデューサーのマーク・ポール氏は「『プロジェクト・オナー』と一緒に活動できたことは、軍の退役軍人への支援を継続するために、とても意味のあることでした。この活動に加われて嬉しく思っています。EAがこのように大きな貢献を行おうとしていることは素晴らしいですね」と語っている。

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