NHN Japan、「TERA」にアップデート「アルゴンの女王 PART.2」実装

新インスタンスダンジョン、「レイドシステム」などを追加


9月5日 実装


 NHN Japan株式会社は、Windows用MMORPG「TERA : The Exiled Realm of Arborea」において、大型アップデート「アルゴンの女王 PART.2」を9月5日に実装した。

 今回のアップデートでは、プレーヤーたちが戦ってきたアルゴンたちの女王「シャンドラ・マナイア」が姿を現わすというストーリーが語られる。これに伴って新インスタンスダンジョンなどの追加や、既存コンテンツのリニューアルなどが実施された。

 インスタンスダンジョンには、レベル60向けのダンジョンが3つ追加された。最高難易度のボスモンスターが待ち受けているだけではなく、一定の間対象オブジェクトを守り続けるといった新しいタイプのインスタンスダンジョンも含まれている。


【新インスタンスダンジョン】
アルゴンメルデティアシャンドラ・マナイアシリュカの回廊

 また、最大で4パーティー20人まで組める「レイドシステム」が加わった。レイドパーティーは、専用の特殊空間「暗黒次元の亜空間」や、リニューアルされた「名誉の戦場」などでプレイが可能となる。「暗黒次元の亜空間」は、「暗黒の領域」の第3段階までを消滅させることで入場できる。

 戦場システムはリニューアルされ、PvP要素よりも拠点占領戦に重点を置いたものへと変更された。個人での出場申請も可能となり、レベル60以上なら気軽に参加できるようになった。

 強化システムは、新アイテム「強化剤」を強化段階に応じて使うことで強化に失敗した際にも強化段階が下がらない仕様となり、強化した装備を再封印しても強化値が継続されるようになった。また再封印時に新アイテム「保存の粉」を使用することで、任意に装備オプションを固定して残せるようになった。

 このほか、ゲームの操作方法などがわかるチュートリアルモードが加わった。プレーヤーが「黎明の島」に降り立つ3年前の物語が楽しめ、「TERA」が初めてという人や新しいクラスに挑戦したいという人にオススメだという。


【スクリーンショット】
大人数で楽しめるレイドシステムが追加レイドパーティー専用の「暗黒次元の亜空間」戦場システムは拠点占領戦に重点を置いたものにリニューアル
チュートリアルモードも追加

 なお「アルゴンの女王 PART.2」のアップデートを記念して、一定期間ログインしていなかったユーザーを対象にしたカムバックキャンペーンを実施する。対象となるのは8月8日までに利用券を購入した経験があり、8月8日から9月5日までに有効な利用権を所持していないユーザー。

 対象者には、9月5日のメンテナンス時に20日間無料利用権が配布されるほか、10月3日までは30日利用権を半額の1,500円で1度だけ購入できる。


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(2012年 9月 5日)

[Reported by 安田俊亮]