バンダイ、「聖闘士聖衣神話EX」に“フェニックス一輝”が登場

複数の顔パーツ、破損状態の聖衣も付属し、劇中の名場面を再現可能


11月発売予定

価格:6,300円



ブロークン状態の聖衣も付属している

 株式会社バンダイは、アクションフィギュア「聖闘士聖衣神話EX フェニックス一輝(新生青銅聖衣)」を11月に発売する。価格は6,300円。

 「聖闘士聖衣神話EX」は、人気アニメ「聖闘士星矢」に登場する“聖闘士(セイント)”をアクションフィギュア化したシリーズで、以前「聖闘士聖衣神話」として発売されたシリーズのリニューアルモデルとなる。EXは「Exclamation(驚き・驚嘆)」の略で、「聖闘士聖衣神話」でのフィギュアよりも、幅広い可動範囲、より劇中のイメージに近いバランス、さらに様々な追加要素が特徴となる。

 「聖闘士聖衣神話EX」ではこれまで「ジェミニサガ」、「レオアイオリア」、「アリエスムウ」など黄金聖闘士が発売されていたが、6月に「ペガサス星矢(新生青銅聖衣)」が発売された。青銅聖闘士は聖矢に続いて2体目となる。

 フェニックス一輝は「聖闘士星矢」では最初は主人公・星矢の敵として立ちはだかった。その後は頼もしい味方として、星矢達のピンチを度々救う。青銅聖闘士としては桁違いの実力を持っており、格上の白銀聖闘士すら一撃で倒す。「バルゴシャカ」や、「ジェミニサガ」など劇中での最強クラスの敵とも渡り合った。

 また、フェニックスの聖衣は黄金聖衣にもない自己修復機能があり、進化すると姿を変える。必殺技は相手の精神を攻撃し、幻影を見せる「鳳凰幻魔拳」と、強力な力で敵を吹き飛ばす「鳳翼天翔」の2つで、他の主役級聖闘士と比べると少ないが、どちらも大きな威力を持っている。

 「聖闘士聖衣神話EX フェニックス一輝(新生青銅聖衣)」は、原作ではポセイドン編、アニメではアスガルド編から登場した黄金聖闘士の血を受けて再生した“新生青銅聖衣”をまとった一輝の姿を立体化している。ちなみに一輝のみ、シャカの力で仲間達より先の十二宮の戦い編のラストから登場している。カラーリングはアニメ版で、装着状態と、オブジェクト状態にすることができる。多くの関節を持つ素体と、体の覆う部分の少ない聖衣によって、様々なポージングが可能だ。

 通常の顔に加え、口を大きく開けた叫び顔、歯を食いしばった顔、目を閉じた顔の4種類が付属しており、交換用手首パーツも豊富なため、劇中の様々な場面を再現できる。聖衣は通常のものとひびが入った“ブロークン”の2種類が付属している。一輝や星矢など主役級聖闘士は激戦によって聖衣がボロボロのまま戦い続けることも多かった。ブロークンの聖衣はその状態を再現できる。

 「聖闘士星矢」はゲーム化にも恵まれている作品で、2011年11月にもプレイステーション 3用シネマティック乱戦アクション「聖闘士星矢戦記」が発売されている。また中国では完美時空とセガの共同開発で「聖闘士星矢オンライン」が開発中である。日本だけでなく、台湾や香港、中国でも「聖闘士星矢」は人気であり、今後も様々な新商品が発売されるだろう。

【聖闘士聖衣神話EX フェニックス一輝】
多彩な顔パーツ、幅広い可動範囲で、劇中の雰囲気を再現できる

(C) 車田正美/集英社・東映アニメーション

(2012年 8月 3日)

[Reported by 勝田哲也]