アルヴィオン、PS Vita「マリシアス リバース」
PS3版の後日譚となる新章「再誕編」を紹介


2012年秋 発売予定

価格:未定(ダウンロード専売)


 株式会社アルヴィオンは、2012年秋に発売を予定しているPlayStation Vita用アクションゲーム「マリシアス リバース」の新情報を公開した。

 ダウンロード専用タイトルである「マリシアス リバース」は、2010年10月に発売され好評を博した「マリシアス」に、多数の新要素を追加し、PS Vita用向けに調整したもの。第2報となる今回は、新たに追加された新章「再誕編」の情報をお届けする。「再誕編」では、PS3版の後日譚を楽しむことができる。

【「再誕編」あらすじ】

異界より呼び出されし魂を依代である「魂の器」に宿すという方法で
新たに生み出された「討伐者」。
彼の者の活躍により 、大いなる災厄「マリシアス」は退けられ、
世界の危機は終わりを告げた……。

しかし、狂王亡き後の世は再び混迷を極めていた。
疲弊した王国を巡って、各地で繰り広げられる4人の王達による熾烈な争い。

その激しい戦火によって、世界には再び負の感情が満ちていく。
そして、それは「マリシアス」の再誕を意味していた。

この事態を危惧した預言者達は、再度「討伐者」を目覚めさせ、
戦乱を繰り広げる4人の王の討伐と新たな使命を依頼する。



■ 鋼の王(はがねのおう)

 狂王亡き後、王国を支える上級騎士。王国の国民からは実質的な王として捉えられている。王国黄金期の遺物、鋼鉄の機兵を繰り、その強大な火力を持って戦場に立ち、王国への侵攻勢力との膠着状態を作りだしている。預言者の来訪により、仇敵である使者(魂の器)との戦いに備え英雄凱旋広場でその時を待ち構えている。

 魂の器の戦闘力を知るが故に自らの死を予感しているが、狂王の仇打ちに執念を 燃やしている。機兵に重火器による遠距離攻撃を得意とするが、その見た目に似合わない機動性で接近戦においても十分な制圧能力を持つ。



【vs鋼の王(はがねのおう)】
鋭い鋼鉄の爪を駆使した近接攻撃、肩の巨大な銃器を生かした遠距離攻撃とレンジを問わないオールマイティな攻撃に加え、爪と銃器の複合攻撃や地面に刺さった杭を引き抜いての打撃攻撃を得意とする。さらに、その巨体からは考えられない空中戦までもこなす、隙の見当たらない強敵だ
【バトルシーン:英雄凱旋広場】
王国の為に様々な戦いで散っていった戦士達が祀られていた王都最大の慰霊広場。王都内で繰り広げた度重なる戦闘で荒れ果て、その後の戦いで散っていた者達の墓標として鉄杭が無造作に打ち立てられている


■ 獣の王(けもののおう)

 大陸東方の辺境地の蛮族を統べる王。並はずれた巨躯、その腕力と豪胆さ、伝説にも謳われる巨獣を自在に操る術をもって百を超す東部の蛮族の頂点に君臨する王。己が求めるままに闘争を繰り返す、非常に獰猛で野蛮な性質をもつ。

 狂王亡き後、王国の前々王たる残虐王とかつての蛮族王が交わした王国の所有に纏わる契約を主張し、王国全土の正当な所有者として蛮族の兵を従えて王国東部の渓谷地帯を進軍している。獰猛な巨獣を自在に操り、尾の巨大な塊による強烈な打撃と壁面を利用した戦いを得意とする。



【vs獣の王(けもののおう)】
恐ろしいまでの巨大な体躯を誇る巨獣から放たれる尻尾攻撃は、その大きさや長さと相まって避けることが難しい。それだけでなく毒霧を噴射したり、粘糸を飛ばしたりといったトリッキーな攻撃を仕掛けてくることもあるようだ。ブーメラン状の飛び道具で攻撃してくる周囲の蛮族兵も非常に厄介な存在だ
【バトルシーン:辺境大地溝帯】
王国の東部に幾筋も広がる大地の裂け目。東方の蛮族支配域との境界で辺境地への交通の要所。現在は蛮族の支配域となっている


■ 雙の王(たぐいのおう)

 大陸西方の大帝国を治める双子の王。帝国の持つ強大な力の庇護の元に延々と続く大陸の戦乱を収め世を平定しようと狂王亡き後の王国を支配下に置く為に進軍。王国西部の城塞都市にある闘技場跡に陣を構え、王国西部を制圧し、そこを拠点に王国残存兵力と戦いを繰り広げている。

 西方に伝わる高速の体術と超常の連携術を駆使して凄まじい戦闘力を誇り、機動力を活かした近接戦闘を得意としている。



【vs雙の王(たぐいのおう)】
雙の王戦は2対1の変則バトル。双子は、共に鋭い蹴り技と足に仕込まれた刃による足技を主体とした体術を得意とする。身のこなしも軽く、下手な攻撃はかわされてしまう。1人1人の戦闘力は高く、双子ならではの一糸乱れぬ合体技や連携技をも駆使してくる
【バトルシーン:帝国大駐留陣】
帝国の遠征軍が制圧した王国西部の城塞都市。都市中心部に残る闘技場の遺跡を本陣とし、2人の居留地として使っている。普段は極限られた兵達しか中に入る事はできず、闘技場の周囲には多数の衛兵が控えている


■ 躯の王(むくろのおう)

 大陸北方の広大な寒冷地を統べる人外の王。元は預言者と呼ばれる者の1人であったが幾百年前にその思想の違いから袂を分かつ。数秘術と呪術を融合させた独自の術式により不死となった異形の術者。

 秘術により練り上げた、死した後も朽ち果てぬ数百の不死兵を従え、北方の不毛地より南下。現在は王国北部の神殿都市を制圧し、都市の地下の古い祭殿を拠点としている。

 狂王亡き後の世界に新たな秩序……欲を持たぬ不死者による統治による真の安定した世の実現を目指している。自らの体の周囲に纏う外套、そして秘術によって同化させた義体による変則的な攻撃を得意とする。



【vs躯の王(むくろのおう)】
巨大な義体からのびる触手、外套、そして呪器の3種の武器による攻撃を複合させた変則的な攻撃でプレーヤーを翻弄する。さらに躯の王が身に纏う外套は、プレーヤーのものと同じく、強固な盾にもなるため、生半可な攻撃は逆に強烈な反撃の的となるだろう
【バトルシーン:不浄なる地下祭殿】
王国北部にある廃れた神殿都市の地下に広がる古い祭殿、その深部を不死の兵を産み出すための拠点として利用している




■ 追加されたマント能力紹介!

 今回は4つの新アクションを紹介する。

【魔弾マント能力強化:魔針(ニードル)】
鋭い魔弾を超連射で打ち出し、前面に弾幕を作り、敵を殲滅する

【槍マント能力強化:鞭(ウィップ)】
鞭と化した槍を投げつけ、絡ませた敵を引き寄せたり、大型の敵との間合いを詰めることができる

【剣マント能力強化:鎚(ハンマー)】
巨大な鎚と化した剣には強力な攻撃力が生まれ、敵を圧殺することができる

【拳マント能力強化:爪(クロー)】
拳を鋭く練り上げ、高速コンボにて周囲の敵を攻撃する


(C)2012 ALVION Inc.

(2012年7月30日)

[Reported by 志賀康紀]