ゼニマックス、Xbox 360「Skyrim」のKinect対応を5月25日に実施
ドラゴン語、英語、日本語の3種類のボイスコマンドに対応
ゼニマックス・アジア株式会社は、2011年12月に発売したファンタジーRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」において、Xbox 360 Kinectに対応するためのバージョンアップを5月25日に実施する。価格は無料で、利用するためにはXbox 360版「Skyrim」および「Xbox 360 Kinect」が必要となる。
「Skyrim」Kinectボイスコマンドリスト。PDF形式で公開されている |
明日のアップデートにより、Xbox 360版「Skyrim」が、ボイスコマンドを使ったゲームプレイに対応することになる。ボイスコマンドは200種類以上に及び、いわゆる“ドラゴンシャウト”がすべてボイスにて発動可能になるほか、各種メニュー周りの操作やフォロワーコマンドなどがボイスだけで行なえるようになる。
日本語版のみの特徴としては、英語版では英語とドラゴン語の2種類のボイスコマンドに対応していたが、日本語版では英語、ドラゴン語に加えて、日本語の入力にも対応する。
注意点としては、アップデート以降、Kinectが導入されているXbox 360環境で、Kinectがオンの状態でプレイする場合、つまり、Kinectを利用する場合、“インターフェイスが一部変化する”ところだ。
具体的には、これまでシャウト/パワーの操作はRBだったが、導入後はシャウト/パワーはLB+RBもしくはボイスコマンドとなり、新たにドラゴン語を使ったシャウトがRB+ボイスコマンドとなる。基本的にシャウトは、ボタンを押す必要もなく、日本語もしくは英語のボイスコマンドで使うことができる。
ドラゴン語によるボイスコマンドのみ特殊で、RBを押しながらドラゴン語を叫ぶことで使うことができる。3段階の内、使いたいレベルまで叫ぶことで、該当レベルのシャウトが発動する仕組みとなっている。
「揺るぎ無き力(ファス・ロ・ダー)」を例に説明すると、「ゆるぎなきちから」もしくは「アンリレンティング フォース」と叫ぶことでシャウトが発動し、ドラゴン語の場合は、RB+ファスで1段階シャウト、RB+ファス・ロで2段階シャウト、RB+ファス・ロ・ダーで3段階シャウトとなる。音声認識のコツとしては英語発音ではなく、カタカナ発音にすると成功しやすいという。
また、従者(フォロワー)に対するコマンドは、「ついて来い(フォローミー)」、「ここで待て」、「アイテム交換(トレイド)」など、現実世界と同じやりとりでコマンドを伝えることができる。そのほか、メニュー操作のほとんどがボイスコマンドに対応するため、コマンドを覚えるだけでゲームの進行がグッと楽になる。「Skyrim」およびKinectのユーザーはぜひ試したいアップデートだ。
【「The Elder Scrolls V: Skyrim」Kinectプロモーション映像】 |
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(2012年 5月 24日)