三菱電機、23型ワイド液晶ディスプレイ発売
IPS方式液晶ディスプレイで国内最速応答速度
三菱電機株式会社は、23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」を発売する。IPS方式/ノングレア方式の「RDT234WX(BK)」は5月18日に、IPS方式/グレア方式の「RDT234WX-S(BK)」は6月15日の発売を予定している。価格はオープン価格で、想定価格は「RDT234WX(BK)」が37,800円前後、「RDT234WX-S(BK)」は39,800円前後。
「Diamondcrysta WIDE」ではオーバードライブ回路に工夫を加えることで、IPS方式の液晶ディスプレイとして応答速度3.5msを達成。動きの速いシーンでも、より残像感の少ない鮮明な動画を表示できる。
ゲームのプレーヤーに嬉しい機能としては、ゲームなどに最適なスルーモードオン時は、フレーム遅延時間0.1フレームとなっている。さらに、映像処理による信号遅延時間をオンスクリーンディスプレイに表示する「フレーム遅延時間表示」機能も搭載することで、リモコンからボタン1つで「フレーム遅延時間」を表示することができる。スルーモード時やPinP(デジタル2画面表示機能)動作時など、ディスプレイの設定によってフレーム遅延時間が変化する事もあるため、シューティングや対戦格闘をプレイするときにディスプレイのセッティングを行なうために重宝する機能だろう。
このほかにも、スマートフォンの画像を表示するときに最適の画質を4つのモードから選択し設定できる「アドバンストDV MODE:モバイル」機能など、スマートフォンの画像表示用の各種設定を充実させている。
また、入力方式の異なるデジタルのPC画像(DVI-D入力)とビデオ映像(HDMI入力)を親子画面で表示する事も可能。ゲームをプレイしながら攻略サイトを見たり、オンラインゲームの待ち時間に、Twitterでつぶやいたりブログの書き込みなど行なうことができる。
パネルは「高透過率IPS方式液晶パネル」を採用することで、従来商品より消費電力を約29%削減し、35Wとなっている。
表示画素数は1,920×1,080ドットで、表示色は約1,677万色。視野角は左右178°、上下178°(コントラスト比10)。輝度は250cd/平方メートルでコンストラスト比は8000:1。バックライトは白色LED。入力端子は、DVI-D(HDCP対応)、HDMI(2系統)、ミニD-SUB15ピンとなっている。
サイズは、545×394×170mm(幅×高さ×奥行き)。質量は約4.9kg。
(2012年 4月 24日)