ESA、「E3 2012」の出展社リストを更新
GREE、Zyngaなどが初出展、ATARI、Valveは今年も出展見送りか
米Entertainment Software Association(ESA)は、6月5日から7日の会期で、米国ロサンゼルスのLos Angeles Convention Centerにて開催を予定している「E3 2012」の最新の出展社リストを公開した。フロアプランについては未公開で、今春以降の公開を予定している。
「From A(Activision) to Z(Zynga)」という形で公開された最新のリストには、3大ゲームプラットフォーマーを含めた120社があまりが公開されている。ESAによれば今後も出展社は増える見込みで、随時リストを更新していくとしている。
今年のニューカマーとしては、すでに報じているようにグリーが初出展を果たすほか、ソーシャルゲーム世界最大手の米Zynga、そしてLevel 5がそれぞれミーティングルームのみながらE3に名を連ねている。なお、今年、グリーやZyngaのようなソーシャルゲーム系で新規出展が相次いでいるかというと実はそうでもなく、両社を除けば、独Gamigo、仏Gameloftといった常連メーカーのみに留まる。
欧米や日本の常連出展社については、ほぼ例年通りで大きな変動はないが、大規模なリストラを展開しているTHQはついに今年ブース出展を見送り、ミーティングスペースのみとなる。また、現状のブース配置に従えば、Microsoftはサウスホールからウェストホールに移動し、逆にBethesda Softworksはウェストホールからサウスホールに移動となるようだ。現時点でリストに名前のない常連メーカーとしては米ATARI、米Valve、英Codemastersあたりが挙げられる。
ちなみにウェストホールは、セガがドリームキャストを展開するプラットフォーマーだった時代に、NOA(Nintendo of America)、SCEA(Sony Computer Entertainment America)、そしてSOA(Sega of America)という3大プラットフォーマーが軒を連ねる名物ホールだったが、その風景が今年は久々に復活するかもしれない。
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(2012年 2月 24日)