5pb.、PS3/Xbox 360「ROBOTICS;NOTES」

発売日を6月28日に決定


キービジュアル

6月28日 発売予定

価格:各7,140円(通常版)
   各9,240円(限定版)



 株式会社MAGES.のゲームブランドである5pb.は、プレイステーション 3/Xbox 360用拡張科学アドベンチャー「ROBOTICS;NOTES」の発売日を6月28日に決定した。価格は、通常版が各7,140円、限定版が各9,240円。プレイ人数は1人。

 「ROBOTICS;NOTES」は、「CHAOS;HEAD NOAH」、「STEINS;GATE」に続く、科学アドベンチャーシリーズの第3弾。物語の舞台は、「拡張現実」が身近な存在となった近未来の種子島で、「ロボ部」周辺に集まった少年少女たちが、それぞれの夢を追いかけながら「巨大ロボット」を製作する。

 主人公たちは、常に「ポケコン」と呼ばれる7インチのタッチパッドデバイスを持ち歩いている。プレーヤーは、任意に「ポケコン」を呼び出すことができ、メールやミニブログといった各種アプリケーションを起動できる。

【あらすじ】

 2019年。世界線変動率「1.048596」。

 フォンドロイド――通称「ポケコン」の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。そんな島にある中央種子島高校「ロボット研究部」は廃部の危機に直面していた。

 2名しかいない部員の1人で主人公の「八汐海翔」は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長「瀬乃宮あき穂」は「巨大ロボット完成」を目標に、目下の危機である廃部を避けるべく奮闘していた。

 そんなある日、海翔はひょんなことから「君島レポート」なるA.R.アノテーションを発見する。そこには君島コウという男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。


■ 登場キャラクター

● 八汐海翔(やしお かいと)
 CV.木村良平(きむら りょうへい)

 本編の主人公。中央種子島高校3年生。ロボット研究部所属。言動が軽く、無気力そうでいつもヘラヘラしているため、周りからは頼りなさそうに見られている。ロボット格闘ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE(通称「キルバラ」)」ばかりプレイしている重度の「格ゲーオタ」。

 現在、全国ランキング5位で、目標は「全一(全国1位)」になること。「ロボ部」所属であり「キルバラ」をプレイしているが、ロボットに関することに興味は無い。

 何事も勝負にならないとイマイチ本気になれない性格で、頼みごとをされると「キルバラ」で勝負をふっかけるという子供っぽい面もある。

 ゲームの勝敗には人が変わったようにムキになり、負けるとあからさまに不機嫌になる。


● 瀬乃宮あき穂(せのみや あきほ)
 CV.南條愛乃(なんじょう よしの)

 中央種子島高校3年生。ロボット研究部部長で海翔とは幼馴染。明るく元気でポジティブな猪突猛進タイプだが、お調子者なのが玉にキズ。「ロボット研究部」を創設した実の姉、「瀬乃宮みさ希」が掲げた「巨大ロボット完成」を目標に奮闘中。

 金字塔的ロボットアニメに登場するキャラクターを“あの人”と呼んで尊敬しており、そのキャラクターの台詞をたびたび口にする。その際に赤いフレームの伊達メガネを必ずかけるため、普段から持ち歩いている。ちなみに視力は悪くない。


● 日高昴(ひだか すばる)
 CV.細谷佳正(ほそや よしまさ)

 中央種子島高校2年生。クールで強気。ロボット工学に詳しく、自信過剰なところがあるため、年上の人間にも上から目線の言動が目立つ。イケメンでクールな雰囲気から女子のファンも多いが、ストイックな性格が災いし、女子とのスキンシップには慣れていない。

 「ガンヴァレル」を好むあき穂とは逆にリアルなロボットを好むため、あき穂とはアニメの趣味やロボットの製作方針でたびたび衝突する。

 クールな雰囲気とは裏腹に、緊張するとテンパって手汗が出まくったり言葉を噛んでしまうといったヘタレな面も持ち合わせる。


● 神代フラウ(こうじろ ふらう)
 CV.名塚佳織(なづか かおり)

 根暗で口も性格も悪いヒキコモリのオタク。ネット上だけでなく現実でも死語となったネットスラングを多用する。2,000万人以上のユーザーがいるロボット格闘ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」のプログラムを担当したプログラマー。海翔とはその「キルバラ」を通して知り合う。

 人との交流にあまり興味がなく、気になること以外、他人の話をまったく聞こうとしない。

 男性同士の恋愛を妄想するのが趣味で、昔の同人誌などを買い漁っては「デュフフ」と笑いながら眺めている。


● 大徳淳和(だいとく じゅんな)
 CV.徳井青空(とくい そら)

 中央種子島高校3年生。小動物系空手少女。かなり気弱ですぐ涙目になるが、家族の世話を一手に引き受けるしっかり者。努力家だが、性格的な問題により空手の腕前はからきしで、いまだ黒帯にすらなれていない。

 都市伝説が好きで資料を集めたり、実際に都市伝説が起きると噂されるような場所へ出向いたりする一方、オカルト話は極端に苦手で、幽霊話は怖くて聞いていられない。

 朝早く起きて家族の食事やお弁当を作っていたり、夜遅くまで家事をしているので慢性的な寝不足で、油断するとすぐうたた寝をする。


● 愛理(あいり)
 CV.釘宮理恵(くぎみや りえ)

 清楚で儚げでおしとやかな美少女。普段は敬語で礼儀正しいが、まだまだ子供らしい無邪気さを見せる妹系キャラ。海翔のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。

 突然性格が変わったように無表情になる事もあり、謎が多い。

 君島レポートに深く関係しているらしい。


(C)MAGES./5pb./Nitroplus
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(2012年 2月 23日)

[Reported by 中野信二]